注目ドラマ紹介：「となりの関くんとるみちゃんの事象」 人気学園マンガを2本立て実写化

　森繁拓真さんの「となりの関くん」と原克玄さんの「るみちゃんの事象」の人気学園コメディーマンガ2作品を、同枠で実写ドラマ化する「となりの関くんとるみちゃんの事象」（MBS・TBS系）が26日深夜から順次スタートする。「となりの関くん」は主人公を2014年公開の映画「5つ数えれば君の夢」でデビューした渡辺佑太朗さん、「るみちゃんの事象」の主人公を、音楽情報バラエティー番組「saku saku」（tvk）で5代目MCを務め、今回が本格的な演技初挑戦となるトミタ栞さんが演じる。

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　「となりの関くん」は、森繁さんがマンガ誌「月刊コミックフラッパー」（KADOKAWA）で連載中で、授業中にさまざまな遊びに熱中する男子・関くん（関俊成）の姿を、隣の席に座る女子・横井さん（横井るみ）の視点で描いた人気作。14年にはテレビアニメ化もされた。ドラマでは、渡辺さんが“1人遊びの天才”関くん、NHK連続テレビ小説「まれ」に出演中の清水富美加さんが隣の席の横井さんを演じ、アイドルグループ「私立恵比寿中学」の真山りかさんも出演する。

　「るみちゃんの事象」は、原さんがマンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」（小学館）で連載中で、周囲に困惑と迷惑を与えながら天真らんまんに生きる郁野るみの高校ライフを描いている。ドラマには、真野恵里菜さんが、トミタさん扮（ふん）する“摩訶不思議な女子高生”るみちゃんの親友・吉田くみこ役で登場する。

　「となりの関くん」の第1話は、怒ると怖い先生の授業中でもお構いなしに机の上に大量の消しゴムを並べてドミノを作り始めてしまう関くん。横井さんはそんな関くんを必死で止めようとするが……という内容。一方、「るみちゃんの事象」の第1話は、遅刻してきたるみちゃんは、なぜかごはん茶わんと箸を手に教室に登場、クラスメートと先生は戸惑うも、るみちゃんは気にする様子もなく……というストーリーとなっている。

　MBSで26日から毎週日曜深夜0時50分、TBSで28日から毎週火曜深夜1時11分に放送される。