松嶋菜々子：従軍看護婦役「心を込めて演じた」　西島秀俊も絶賛

　女優の松嶋菜々子さんが25日、東京・赤坂のTBS本社で行われた同局のスペシャルドラマ「レッドクロス～女たちの赤紙～」の制作発表に出席。役衣装の従軍看護婦姿で登場した松嶋さんは「いろいろなことがある中で、希望と信念を持ち続けて生きる女性。一つ一つがとても大事なシーン。心を込めて演じさせていただきました」と語った。

ウナギノボリ

10年前の朝ドラ「花子とアン」　当時の吉高由里子インタビュー

　ドラマは、戦争で家族と別れ、人生を翻弄（ほんろう）されながらも、「博愛」の精神と家族への愛を貫いた天野希代の生き様を、満州事変から第二次世界大戦、朝鮮戦争の時代にわたって描く物語。8月1、2日の午後9時に2夜連続で放送される。

　松嶋さん演じる希代の夫役の西島秀俊さんは「松嶋さんは集中力がすごくて、毎回、魂のこもった演技をされていて、正直、舌を巻きました。俳優としてどのシーンも興奮して演じることができました」と絶賛。撮影舞台裏の様子も「僕はけっこうフラフラだったんですけど、松嶋さんは全然疲れない。一番ムードメーカーで、いつも明るく元気ですごく救われました」と話した。

　また、同作には、山崎努さん、笑福亭鶴瓶さん、赤井英和さん、工藤阿須加さん、高梨臨さんといった豪華キャストも出演。松嶋さんは今回、ドラマ初共演となった鶴瓶さんと撮影の合間に雑談を楽しんだといい、「私の子供の話をしたら、孫の話をしてくださったりと、短い時間でしたが、深く関わらせていただきました」と明かしていた。

　制作発表には、高梨さん、柴本幸さん、中島ひろ子さん、手塚真生さん、井上朋子さんらも出席した。