天海祐希：沢村一樹と偽装夫婦役　脚本・遊川さん「“闇”を見たい」　

　女優の天海祐希さん主演で10月から放送される日本テレビ系連続ドラマのタイトルが「偽装の夫婦」に決定したことが27日、明らかになった。ドラマ「女王の教室」（2005年放送）でヒットを飛ばした脚本家の遊川和彦さんと天海さんが8年ぶりにタッグを組み、結婚をあきらめかけていた45歳独身女性のラブストーリーを描く。遊川さんは「天海さんの隠されている本当の姿、例えばダークサイドが見たいと思います」とコメントしている。

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　「偽装の夫婦」は、本が大好きで図書館司書として働く45歳の独身女性が主人公。25年前の大学生時代に心から愛した恋人に一夜で逃げられ、愛を信じることができなくなり人嫌いとなった主人公が、余命宣告を受けた母親のために偶然出会った元恋人と“偽装夫婦”を演じることになる……というストーリー。沢村一樹さんが元恋人役を演じ、内田有紀さん、工藤阿須加さんも出演する。監督は映画「神様のカルテ」シリーズの深川栄洋さんが務める。

　天海さんは、明るくやさしい性格の元恋人役を演じる沢村さんについて「底抜けに明るいところ、そして人に壁を作らないところが沢村さんにぴったりの役だなあと、今からとても楽しみです」といい「今回、ちょっと特殊な夫婦を演じますが、それ以上に人間同士としての成長が描かれていると思います」とコメントしている。

　沢村さんは天海さんとの共演について「憧れの女優さんでもある天海さんと初めてこんなにじっくりお芝居するのが、夫婦役ということで緊張もありますが、天海さんの『男気』に負けないよう、濃厚な2人の時間を作っていけたら」と意気込んでいる。

　ドラマは、10月から毎週水曜午後10時放送。