伊藤淳史:“坊さん”姿で初登場 山本美月は「気持ち悪い」

袈裟姿に坊主頭でトークショーに登場した伊藤淳史さん
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袈裟姿に坊主頭でトークショーに登場した伊藤淳史さん

 俳優の伊藤淳史さんが27日、東京都内で行われた主演映画「ボクは坊さん。」(真壁幸紀監督)のイベントに山本美月さんと登場。主人公の僧侶を演じる伊藤さんは、役作りのために刈り上げた坊主頭に袈裟を着た坊さん姿でイベントに初登場し、「背筋がすっと伸びる思いです」とあいさつ。伊藤さんの頭をなでた山本さんが「気持ち悪い……(笑い)」とこぼすと、「こら! ありがたいんだから!」と返していた。

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 「ボクは坊さん。」は、コピーライターの糸井重里さんが主宰するサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載された僧侶・白川密成さんの同名小説(ミシマ社)が原作で、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のスタッフが集結して実写化。四国の高野山を舞台に、祖父の死をきっかけに住職の世界に足を踏み入れたお坊さんと、その周囲の人たちの日常をコミカルに描きながら、お葬式や結婚式といった人生の節目を通して、生死とは何かを伝える……というストーリー。

 伊藤さんは白川さんが住職を務める愛媛県今治市の栄福寺も訪問。お経の練習も行ったという伊藤さんは「お経を初めて密成さんの前で読ませていただいたときに、『気持ちが入りすぎ』と指摘があった。お芝居とは逆に、力を抜かなければならないというのが難しかった」と苦労も明かしていた。映画は10月24日公開。

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