バッドボーイズ清人:ビフォーアフターで“親孝行リフォーム” 仲間のサポートに感涙

「大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON2」で実家をリフォームする「バッドボーイズ」の大溝清人さん=ABC提供
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「大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON2」で実家をリフォームする「バッドボーイズ」の大溝清人さん=ABC提供

 お笑いコンビ「バッドボーイズ」の大溝清人さんが、13日放送の人気テレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON2」(ABC、テレビ朝日系)で、親孝行のために父が一人で住む福岡市の実家のリフォームを依頼していたことが分かった。実家は築60年、22坪の木造平屋建てで、“なけなし”の資金50万円でリフォームを依頼。低予算ながら相方の佐田正樹さんら暴走族時代の仲間も駆けつけ、大溝さんの“親孝行リフォーム”に力を貸すといい、大溝さんが感激の涙を見せる一幕もあるという。

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 番組は、家屋に関する家族の悩みを「匠(たくみ)」と呼ばれる建築士や大工らがリフォームを通じて解消していくバラエティー。依頼主となった大溝さんは「親父(おやじ)が還暦を迎えることもあり、使い勝手が悪いお風呂場を快適にして、ゆっくり湯船につからせてあげたいと思って依頼いたしました。親父と孫が一緒に入れるようなお風呂場になるといいなと思っています」と話している。

 幼いころに住んでいた家から約15年前に引っ越したという現在の実家は、米軍キャンプ地だった地域にあり、元々は米軍兵が住んでいた住居。老朽化が激しく、窓は閉まらず、すき間だらけと問題山積。家の中に玄関がなく、家の外で靴を脱ぐ必要があったり、風呂の天井がボロボロで穴が開き、床のタイルの一部も陥没しているため、父は小さなスペースで縮こまりながらシャワーを浴びている。

 2歳の時に母が蒸発し、父と祖母に育てられたという大溝さん。暴走族の一員となって家族に心配をかけた時期もあったが、祖母はすでに亡くなり、自身は結婚し、子供もできた。苦労をかけた父に楽をさせたいという思いと、実家に子供と泊まり、父に少しでも長く孫と一緒に過ごしてほしいという思いからリフォームの依頼を決意。「今まで苦労かけた分、少しでも親父や家族の笑顔の元になるとうれしい」と話している。

 今回は匠として“三次元の冒険家”と呼ばれる一級建築士の西濱浩次さんがリフォームを手がけ、資金は50万円と少ないが、同じ暴走族グループだった佐田さんや仲間もリフォームを手伝うことでサポート。集まった仲間の姿に思わず涙した大溝さんは「相方並びに昔からの友達、後輩など、僕のために、そして親父のために労をいとわず懸命にやってくれたのは、感動的でした。心より感謝です」と話している。

 番組では同じ福岡県出身のお笑いコンビ「博多華丸・大吉」も陣中見舞いにリフォーム現場を訪問する。大溝さんが登場する「大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON2」は13日午後6時57分から2時間スペシャルとして放送される。

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