劇的ビフォーアフター:立川談志の旧居をリフォーム

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 アイデア満載のリフォームで家族を幸せにする人気テレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON2」(ABC、テレビ朝日系、毎週日曜午後7時58分放送)で、落語家の故・立川談志さんの旧居をリフォームすることが24日、明らかになった。談志さんが亡くなった後に、空き家状態になっていた旧居をリフォームして住むという談志さんの11番弟子の立川志らくさんは「ずっと立川談志がここにいたんだというのが残るような家になればなと思います」と期待を寄せている。リフォームの全貌は、近日放送予定。

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 同番組は、家屋に関する家族の悩みを「匠」と呼ばれる建築士や大工などがリフォームを通じて解消する。今回は、2012年に新潟県で牛舎だった家を大改造して、14年の「ビフォーアフター大賞」に選ばれた瀬野和広さんが請け負い、瀬野さんは「いつも以上に、プレッシャーを感じる」とコメントを寄せている。

 旧居は、談志さんが11年11月に75歳で亡くなるまで仕事場兼住居として使っており、談志さんが亡くなった後、空き家状態となり、老朽化とひどい湿気に悩まされていたという。談志さんの三回忌を機に、志らくさんがリフォームして「住みたい」と名乗りをあげ、談志さんの長女の松岡ゆみこさんの了承の上、今回のリフォームが実現したという。

 書斎には、談志さんが片付けるのをあきらめたという落語や伝統芸能の資料が大量に残されているが、カビの被害に遭っているという。庭には、談志さんの骨を散骨した八重桜があり、ゆみこさんと志らくさんはこのまま残してほしいと強く希望しているという。

 ゆみこさんは「リフォームすることを父は喜んでいると思う。片付けたかったのにできなかったことを、今私達がやっているわけだから。あとはキレイになって(談志が残した資料などが)キレイに収まり、志らくさんにもこの家にキレイに収まってもらえたら」と語り、志らくさんは「師匠の香りが残りつつ、師匠が見た景色を引き続き私が見る。落語界で名前を継ぐというのは聞いたことがあるけど、家を継ぐという話は聞いたことがない」とコメントを寄せている。

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