第66回NHK紅白歌合戦:テーマシンボルは“画伯”田辺誠一 日本の力強さ、歌の力をイメージ

田辺誠一さんが手がけた「第66回NHK紅白歌合戦」のテーマシンボル
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田辺誠一さんが手がけた「第66回NHK紅白歌合戦」のテーマシンボル

 大みそかに放送される「第66回NHK紅白歌合戦」のテーマシンボルのデザインを俳優の田辺誠一さんが手がけることが26日、分かった。田辺さんは独特の画風が話題で“画伯”とも呼ばれている。同日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見で発表された。

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 第66回NHK紅白歌合戦のテーマは「ザッツ、日本! ザッツ、紅白!」で、シンボルには日本の力強さ、歌の力をイメージしたといい、太陽と富士山を背に、空高く鳥が飛ぶ姿が描かれている。

 田辺さんは「紅白のテーマシンボルのお話をいただき、とても驚いたと同時にとてもうれしかったです。日本の力強さ、歌の力強さをイメージして描きました。日出ずる国日本。毎日、力強く昇る太陽、世界に誇る富士山、そして空高く舞う鳥。新しい年に向かって、また豊かな未来やそれぞれの夢や目標に向かって大きく自由に羽ばたいていくイメージです。歌の力で、日本の力で、一人一人の力で、みんなの力で、さまざまなものを超えて羽ばたいていく、その気持ちをサポートするシンボルになればうれしいです」と話している。
 
 「第66回NHK紅白歌合戦」は、白組司会を「V6」の井ノ原快彦さん、紅組司会を女優の綾瀬はるかさん、総合司会を黒柳徹子さんとNHKの有働由美子アナウンサーが務める。昨年に引き続き、歴代最長タイの午後7時15分~同11時45分(途中、5分間ニュースで中断)で放送される。

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