とんかつとクラブDJをテーマとした異色のマンガが原作のテレビアニメ「とんかつDJアゲ太郎」が10日から順次スタートする。とんかつ屋の跡取り息子がクラブカルチャーに衝撃を受け、仲間と出会いながら成長する姿が描かれる。

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　「とんかつDJアゲ太郎」は、イーピャオさん原案、小山さん作画のマンガ。2014年9月に誕生したマンガアプリ「少年ジャンプ＋（プラス）」（集英社）で、誕生時から連載中。東京・渋谷の片隅にある一軒のとんかつ屋「しぶかつ」の三代目・勝又揚太郎は、家業を手伝いながらも本気になれず、日々をダラダラと過ごしていた。そんなある日、揚太郎が、1軒のクラブに出前を届け、クラブカルチャーに出会い、とんかつ屋とDJの共通点を見出すことになる。

　揚太郎は“仕事”である家業と“趣味”のDJを基本は同じととらえ、職人気質で厳しい父・揚作や、油が好物のDJオイリーの下で修行に励む。“とんかつDJアゲ太郎”として、主人公が仲間たちに支えられ、ライバルたちと戦うという努力、友情、勝利のストーリーが展開される。

　「弱虫ペダル」などの山下大輝さんが揚太郎を演じるほか、声優として石井康嗣さん、藤原啓治さん、津田健次郎さん、M・A・Oさんらが出演。「この素晴らしい世界に祝福を！」などのスタジオディーンが制作する。放送はTOKYO MX、読売テレビほか。