沖縄国際映画祭:「火花」林遣都 漫才10年分猛特訓に“相方”が絶賛

沖縄国際映画祭で「火花」の舞台あいさつに登場した林遣都さん
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沖縄国際映画祭で「火花」の舞台あいさつに登場した林遣都さん

 「第153回芥川龍之介賞」を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの小説を初映像化した動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」の連続ドラマ「火花」(廣木隆一総監督)の舞台あいさつが21日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」で行われ、主演の林遣都さんらが登場した。芸人役の林さんは「関西弁がしゃべれるアピールをしてつかんだ役」と喜んでいたが、「漫才が大変だった」と振り返った。

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 今作でお笑いコンビ「井下好井」の好井まさおさんとコンビを組み、漫才をする演技を披露した林さんは「練習では好井さんから(ネタを)盗ませてもらった」と話すと、“相方”の好井さんは「林くんは練習をめちゃくちゃやっていた。普段のコンビではあまり練習はしないけど10年分くらい練習した。1話、2話と回を増すごとにうまくなっていたので、9話くらいは劇場でやってもウケるのでは」と太鼓判を押していた。

 「火花」は、売れない芸人の徳永が天才肌の先輩芸人・神谷と電撃的に出会い、弟子入りを申し込み、やがて頻繁に会うようになるが……という物語。神谷を波岡一喜さん、神谷と同居している女性・真樹を門脇麦さんが演じる。「Netflix」で6月3日から配信される。各話40~50分で全10話。

 舞台あいさつには波岡さん、門脇さん、「とろサーモン」の村田秀亮さん、廣木総監督も登場した。この日は3話までが上映された。

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