沖縄国際映画祭：地元・石垣島の7歳の“女優”に辰巳琢郎と久保田悠来がメロメロ

　沖縄・石垣島を舞台にした映画「絶壁の上のトランペット」（ハン・サンヒ監督）の舞台あいさつが22日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭　第8回沖縄国際映画祭」で行われ、俳優の辰巳琢郎さん、久保田悠来さんと、石垣島の子供からオーディションで選ばれ、同作に出演する7歳の翁長虹心（おなが・にこ）ちゃんが登場し、辰巳さんと久保田さんをメロメロにしていた。

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　虹心ちゃんは石垣島在住で、演技経験はないが、地元・石垣島で行われたオーディションに合格し、劇中では辰巳さんが演じるイチロウの養子縁組した娘・マリ役で出演。虹心ちゃんは舞台あいさつで「おはようございます。翁長虹心です。映画ではマリ役を演じています。よろしくお願いします！」と堂々と自己紹介して会場からは拍手が起こると、久保田さんは「女優です！」と絶賛。辰巳さんも虹心ちゃんについて「演技はまったくの初めてでしたが、現場のアイドルでした」と目を細め、虹心ちゃんも「（撮影は）楽しかった」と振り返った。

　映画は、日韓共同制作で、「島に魅了されて撮影以降ほとんど住んでいる状態」というサンヒ監督が全編、石垣島で撮影。東京で写真を学ぶ女子大生のアオイが、心臓移植の手術を受け、療養のため石垣島を訪れ、そこで出会ったトランペット吹きのジオと出会う……というラブストーリー。ヒロインのアオイを女優の桜庭ななみさん、ジオを韓国の音楽グループ「TEEN TOP」のメンバー L．Joe（エルジョー）さんが演じ、大塚寧々さんも出演している。

　沖縄国際映画祭は、映画、音楽、ファッション、お笑いなど各種エンターテインメントを融合させたイベントで2009年から開催されており、今回で8回目の開催となる。映画祭のイベントは那覇市、宜野湾市、沖縄市など県内各所で開催。