マンガ家の蛭子能収さんが4日、東京都内で行われた主演映画「任侠野郎」(徳永清孝監督)の完成披露試写会に出席。本作でヤクザの元若頭を演じた蛭子さんは、オファーを「二つ返事で引き受けた」というが、脚本を担当した福田雄一さんから「蛭子さんが『すごく後悔しています』と話していた」と暴露されると、「そんなこと言いましたっけ」と苦笑いしていた。
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「とにかく来た仕事は断らない」という蛭子さんだが、今回の役どころについては「最初は違和感がありました」と戸惑っていたことを告白。共演のやべきょうすけさんも「現場の控室で『もうやりたくない』と言って、マネジャーさんから『大丈夫ですよ、大丈夫ですよ』って説得されていた」と撮影の舞台裏を明かしていた。
映画は、蛭子さんの長編映画初主演作。蛭子さん演じる柴田源治は、かつて関東一円に名を響かせた小里組の元若頭だったが、現在は過去と決別して静かに暮らしている。しかし、昔の仲間と再会し、衝撃の事実を知ったことで、次第に争いに巻き込まれていく……というストーリー。6月4日公開。
制作の発端は、旧知の仲だった福田さんと徳永監督の会話のなかで「とてもいい加減に決まった」もので、「イタリアンレストランで一緒に飯を食いながら何かやりたいねって話していたら、日テレのプロデューサーも来て、じゃあ映画を作りましょうって10分くらいで決まった」とラフな流れで進んでいったという。
「蛭子さん主演の任侠もの」という大枠は、以前から福田さんが思い描いていたもので、福田さんが「ずれてるものが好きなんですよ。たとえばかっこいいヒーローものなのに、主人公がパンティーかぶっているとか。だから、任侠ものの主役を一番やっちゃいけない人で、と考えたときに、蛭子さんが浮かんだ」と語ると、蛭子さんは複雑そうな顔をしていた。
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