テレビ東京の旅バラエティー番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で人気を博した俳優の太川陽介さんとマンガ家の蛭子能収さんの名コンビが4月からの新番組「太川蛭子の旅バラ」（同局系、木曜午後6時55分～7時53分）でレギュラー復活することが1日、分かった。現在不定期の「ローカル鉄道寄り道の旅」を中心に、新たな旅コンテンツを開発するという。同日、東京・六本木の同局で行われた4月期の番組編成説明会で発表された。

あなたにオススメ

2027年大河ドラマ主人公・小栗忠順とは？　近代日本に欠かせない人物

　説明会では、太川さんと蛭子さんが登場する映像が流され、新番組が始まることを太川さんに聞いた蛭子さんは、「うそでしょ、なんですかそれ。何の番組ですか。歌番組は俺、ダメだから」とコメント。続けて「（新番組は）うれしいけど、簡単なのでやってほしいな。なるべく安全な室内（がいい）。ロケせずになんとか家の中で済ませたい」と“蛭子節”で思いを語った。

　番組を手がける田辺勇人プロデューサーは、他局と比較して「おじさん2人の旅でテレ東は勝負したい。まずは番組の認知を目指して頑張りたい」とコメントした。

　「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」では、太川さんと蛭子さんが時間に追われてバスを乗り継ぎ、のんびり寄り道もできない“超過酷旅”を繰り広げてきた。入念なスケジュールを立てて行動しようとする太川さんと、マイペースな蛭子さんの“名コンビ”は話題を呼び、同局の人気番組となったが、2017年に2人は番組を“卒業”し、俳優の田中要次さん、作家の羽田圭介さんのコンビに引き継がれた。