新海誠監督:米誌「Variety」の2016年に注目すべきアニメーター10人に選出

米誌「Variety」が選ぶ2016年に注目すべきアニメーター10人に選ばれた新海誠監督
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米誌「Variety」が選ぶ2016年に注目すべきアニメーター10人に選ばれた新海誠監督

 劇場版アニメ「秒速5センチメートル」(2007年)などで知られる新海誠監督が、米エンタメ誌「Variety」の16年に注目すべきアニメーター10人に選出されたことが5日、分かった。これまで、ディズニーやピクサーなどアメリカのスタッフが選出されてきたが、日本人として初めて選ばれた。最新作「君の名は。」の公開を8月26日に控える新海監督は「とてもうれしく思います。僕個人は非力な作り手ですし、日本製エンタメの凋落(ちょうらく)というような言説もささやかれる昨今でもありますが、心強いスタッフたちとともに僕たちなりに高く遠くを見つめ、国内外に誇れる作品作りをしていきたいと思っています」と喜びのコメントを寄せている。

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 「Variety」は、1905年にアメリカで創刊されたエンタテインメントビジネスの総合誌。「Varietyが選ぶ10人シリーズ」は、その年に注目すべき新人の俳優や監督、プロデューサーなどクリエイターを選んでいる。

 「注目すべきアニメーター10人」は昨年から始まり、昨年は「トイ・ストーリー4」のジョシュ・クーリー監督らが選ばれ、今年は新海監督のほか、アニメ映画版「ゴーストバスターズ」のフレッチャー・ムール監督らが選ばれている。
 

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