“世界のニナガワ”といわれた舞台演出家の蜷川幸雄さん(享年80)の訃報に接し、俳優の唐沢寿明さんが12日、所属事務所を通じてコメントを発表した。
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唐沢さんは「突然のことで、まだ信じられません」といい、「蜷川さんとは、2001年の舞台『マクベス』で初めてご一緒させていただきました。稽古(けいこ)場に響き渡る蜷川さんの声は、今もなお耳に残って離れません」と蜷川さんの思い出を語った。そして「生涯現役で演劇に全身全霊を傾け、役者に対して時に全力でぶつかってきてくださる、唯一無二の演出家だったと思います。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。