10年間にわたって大喜利の司会を務めてきた桂歌丸さんが勇退した日本テレビ系の長寿演芸番組「笑点」の特別番組「笑点 歌丸ラスト大喜利スペシャル」が22日午後5時半から1時間半にわたって放送され、午後6時からの第2部の平均視聴率は27．1％（ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同）を記録した。1日放送の20．4％（同）を大きく上回る今年最高の数字で、午後6時50分には瞬間最高となる32．2％（同）を記録した。

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　番組は、第1回からの大喜利レギュラーでもある歌丸さんが、この日の放送をもって“勇退”することや、歌丸さんの後任となる6代目司会者が発表されるとあって注目を集めていた。番組終盤には春風亭昇太さんの司会者就任が発表された。番組は午後5時半からの第1部も平均視聴率22．7％を記録するなど、すでに今年最高だった1日放送の20．4％（同）を上回る数字で、午後6時からの第2部はさらに数字が上昇した。

　「笑点」は、1966年5月15日にスタートし、今年でちょうど50周年を迎える国民的演芸番組。22日放送の「笑点 歌丸ラスト大喜利スペシャル」では、三遊亭小遊三さん、三遊亭好楽さん、林家木久扇さん、三遊亭円楽さん、林家たい平さん、山田隆夫さんに加え、人気グループ「TOKIO」がゲスト出演し、大喜利対決などが行われた。

　なお昇太さんの“昇格”に伴う大喜利新メンバーの発表は、29日の生放送で発表される。