ロックミュージシャンの布袋寅泰さんが27日、東京都内で行われた日本イタリア国交樹立150周年記念イベント「イタリア・アモーレ・ミオ!」の記者会見に出席した。翌日から開催される同イベントで、イタリアの至宝と呼ばれるアーティスト、ズッケロさんとステージで初共演する布袋さんは「彼の音楽はソウルフルでブルージーでロックンロールで、僕のギターとの相性はとてもいい。こういう晴れ晴れしい場所でいっしょにやれるのはとてもうれしいし、楽しみ」と語った。
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会見にはズッケロさんも出席。布袋さんがズッケロさんの新アルバムにギターで参加したことから、2人の交流が始まったといい、初めて会ったときの印象について布袋さんは「名前を知っていたので緊張したけど、(スタジオに)入ってきたらこの風貌で帽子を取って、スタジオ中が明るくなって、ジョークもたくさん飛ばしてくれて僕をリラックスさせてくれた。レコーディングの時もいろんなアプローチを僕から引き出してくれた名プロデューサー。初めて会ったと思えない、深い絆を感じた」と回顧。ズッケロさんも「ロンドンでお目にかかって、音楽の面ももちろんそうだけど、人間と人間の相性がすごくよかった」と振り返った。
今回のステージについて布袋さんは「僕はイタリア語が全然わからない。明日の曲でもコーラスのパートがあって、(譜面に)イタリア語で書いてあるけど、僕にとってはイタリア語のメニューに見えちゃう。明日は“なんちゃって”イタリア語を披露したいと思う」と笑わせ、ズッケロさんは、「一緒に音楽をできることが楽しみ。彼は世界中で知られたアーティストで、本当にうれしく思っている」と喜びを語っていた。
会見には、布袋さん、ズッケロさんのほか、歌手の秋川雅史さん、「ミス・イタリア 2014」のクラリッサ・マルケーゼさん、「2016年ミス・ユニバース日本代表」の中沢沙理さんらも出席した。イタリア・アモーレ・ミオ!は、28、29日に、東京・六本木ヒルズ アリーナなどで開催。