生瀬勝久:テレ東の新“夜食テロ”ドラマで主演 料理好きの組長に 

「ドラマ24『侠飯~おとこめし~』」でヤクザの組長・柳刃竜一役を務める生瀬勝久さん(C)「侠飯~おとこめし~」製作委員会
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「ドラマ24『侠飯~おとこめし~』」でヤクザの組長・柳刃竜一役を務める生瀬勝久さん(C)「侠飯~おとこめし~」製作委員会

 俳優の生瀬勝久さんが、テレビ東京で7月からスタートする深夜ドラマ「ドラマ24『侠飯~おとこめし~』」で主演を務めることが29日、明らかになった。ドラマのテーマは「任侠×グルメ」で、生瀬さんが演じるのは料理好きのヤクザの組長・柳刃竜一。生瀬さんがテレビ東京のドラマに出演するのは約21年ぶりで主演は初となる。生瀬さんは「ドラマの話をいただいたときは、“任侠×グルメ”というテーマがどういうお話なのか、不思議に思いました。しかし、原作や台本を読んでみると面白いし、主人公の柳刃竜一はやりがいのありそうな役だと感じました」とコメントを寄せている。

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 ドラマは、福澤徹三さんの小説「侠飯~おとこめし~」(文春文庫)が原作。就活中の大学生・良太は突然ヤクザの抗争に巻き込まれてしまい、柳刃組組長の柳刃竜一(生瀬さん)に命を救われたことで、自分の部屋で柳刃をかくまうはめになる。良太は一刻も早く出て行ってほしいと願うが、柳刃が冷蔵庫の残り物で作った料理は驚くほどうまく、ヤクザと大学生の「飯」でつながった奇妙な共同生活が始まった……という内容。「誘拐ラプソディー」の榊英雄監督がメガホンをとる。

 生瀬さんは「テレビ東京のドラマは、しがらみのない、作りたいものを作っている印象があり、久しぶりに参加できて、非常にうれしいです」と喜びを表現し、「面白いと思うポイントは人それぞれなので、『一度見てみて』というスタンスでいますが、台本がとても良いものができているので、わくわくするドラマになると思いますよ」と魅力を語った。また、役作りについては「『侠飯~おとこめし~』というぐらいだから、女性が作る繊細なものとは違って、勢いや思い切りで料理を作る人物というイメージで役作りをしています。原作に登場する料理は、特別な食材ではなく、家にあるものを使って作ります。私も料理をするのが好きなので、まねしたくなりましたね」とコメントしている。

 榊監督は「大好きな原作が『ドラマ24』という素晴らしい枠でドラマ化できることを、うれしく思っています」と喜び、「生瀬さんとは真剣勝負で挑み、新たな役者としての一面を監督として引き出すことができればうれしいです」と意気込みを語っている。ドラマは7月から毎週金曜深夜0時12分に放送。

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