栗山千明:ドロドロ不倫ドラマ“謎の花嫁姿”で撮了 濃厚シーンに充実感

「不機嫌な果実」のクランクアップを迎えた栗山千明さん=テレビ朝日提供
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「不機嫌な果実」のクランクアップを迎えた栗山千明さん=テレビ朝日提供

 女優の栗山千明さんがこのほど、主演を務める連続ドラマ「不機嫌な果実」(テレビ朝日系)のクランクアップを迎えた。栗山さん演じる主人公の人妻・水越麻也子と情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人さん)を中心にしたドロドロの不倫劇を描くドラマで、約2カ月半に及んだ撮影ではセクシーなシーンにも挑戦。市原さんら共演者に囲まれながら、なぜかウエディングドレス姿で最終回のシーン撮影を終えた栗山さんは「皆さんのおかげで最後まで突っ走ることができました。今すごくスッキリしています!」と最高の笑顔を見せた。

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 「不機嫌な果実」は、1996年に発表された林真理子さんの傑作不倫小説が原作。マザコン夫の航一(稲垣吾郎さん)に女性として見てもらえず、不満を抱える麻也子が通彦とのドロドロの不倫劇を繰り広げ、麻也子の親友・竹田久美(高梨臨さん)や遠山玲子(橋本マナミさん)、麻也子の元彼・野村健吾(成宮寛貴さん)らも“道ならぬ恋”におぼれるなど、男女の欲と人間関係が入り乱れる展開となっている。

 成宮さんや市原さんとのラブシーンにも挑戦した栗山さんは「キャストの皆さんが明るく、気持ちよくいてくださる方ばかりだったので、本来なら緊張しそうなシーンの時も本当に助けられました」とにっこり。「今回、最初のラブシーンは共演経験のある成宮(寛貴)さんが相手でしたし、初共演の市原さんとの濃厚なシーンも、ほほ笑ましいシーンを重ねて距離を縮めた後だったので、安心して挑めたんですよ」と充実感をにじませた。

 また、“禁断の恋”を描きながらも、麻也子と同世代の女性から高い支持を得ていることを伝えられると、栗山さんは「すごい! きっと麻也子に自分を投影してドラマを見ながら、疑似体験を楽しんでくださってるんでしょうね。麻也子を演じる身としては、純粋にうれしいです!」と大喜び。

 3日放送の第6話からはついに最終章へ突入。通彦にプロポーズされた麻也子は、とうとう“マザコン束縛夫”の航一に離婚話を切り出すが、もみ合いの末に頭を強打した航一は記憶喪失に。自分を責めながら看護を続ける麻也子だが、航一は人が変わったように純粋で心優しくなっていた。そんな中、病院で知り合った早苗(名取裕子さん)という女性が“思わぬ難敵”として麻也子の前に現れる……という展開だ。

 第6話について、栗山さんは「航ちゃんが記憶喪失になったことで、麻也子と通彦の心がすれ違うようになるんです。一方、私も演じながら初めて『夫婦っぽいな』と感じたほど(笑い)、航ちゃんとの距離が縮まっていたりもして……。麻也子がどうなってしまうのかに注目です!」とアピールしている。ドラマ「不機嫌な果実」は、毎週金曜午後11時15分放送(一部地域を除く)に放送中。

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