栗山千明:“ドロドロ不倫”で高梨臨と修羅場に なりふり構わぬ取っ組み合い「怖かった」

「不機嫌な果実」最終話の一場面=テレビ朝日提供
1 / 4
「不機嫌な果実」最終話の一場面=テレビ朝日提供

 女優の栗山千明さん主演で、ドロドロの不倫劇を描いている連続ドラマ「不機嫌な果実」(テレビ朝日系)が10日の放送で最終回を迎え、番組史上“最大の修羅場”が訪れることが分かった。栗山さん演じる主人公の人妻・水越麻也子と親友・久美(高梨臨さん)が、なりふり構わない女同士の大バトルを繰り広げるといい、栗山さんは「(撮影は)全7話で一番緊張したかも。怖かったぁ……!」と明かしている。

ウナギノボリ

 「不機嫌な果実」は、1996年に発表された林真理子さんの傑作不倫小説が原作。マザコン夫の航一(稲垣吾郎さん)に女性として見てもらえず、不満を抱える麻也子が情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人さん)とのドロドロの不倫劇を繰り広げ、麻也子の親友・竹田久美(高梨臨さん)や遠山玲子(橋本マナミさん)、麻也子の元彼・野村健吾(成宮寛貴さん)らも“道ならぬ恋”におぼれる姿が描かれてきた。

 ドロドロの愛憎劇はもちろん、第5話の予告で使われた「裏切りのバーベキュー」というワードも話題となり、3日に放送された第6話では、自己最高となる平均視聴率8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。久美が航一に詰め寄っているところへ麻也子が現れ、不倫がバレるシーンでは瞬間最高となる10.0%(同)をマークするなど、最終話へ向けて盛り上がりを見せている。

 最終話では、航一の記憶喪失が自作自演だった上に、親友の久美と不倫関係にあったことを知った麻也子が、すべてを振り切って通彦のもとへ。ところが、通彦の母・早苗(名取裕子さん)から、結婚を猛反対されてしまい、しかも、航一が今度は何をたくらんでいるのか早苗に接近。そんな中、麻也子は元不倫相手の野村と再会を果たすことになり……という先の読めない展開が連続する。

 栗山さんは「最終回は本当に内容がギッチリ詰まった回となっています。麻也子はもちろんですけど、航ちゃん、久美、玲子……それぞれがどう変わって、幸せになれるのか。はたまた幸せになれないのか!?  ぜひ期待していただきたいです!」とアピール。麻也子と久美の“修羅場シーン”についても「怖かったぁ……! とにかく本気の取っ組み合いが展開されるシーンなので、『本当に引っかいちゃったらどうしよう!?』と、ビビッちゃいました」と苦笑いで明かしている。

 気になる結末だが、栗山さんは「予想は外れてました」と明かしながらも、「このドラマにはピッタリなんじゃないかなと思いました。“ヘンに沈むことなく、アハッと笑って終われる感じ”の結末ですから」とコメント。最終回の撮影では栗山さんがウエディングドレス姿を披露しており、予告でも“裏切りのバージンロード”という文字が躍っているが、いったいどんな結末が用意されているのか、最後の最後まで目が離せなそうだ。

 ドラマ「不機嫌な果実」は、きょう10日午後11時15分(一部地域を除く)から放送。

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事