野村周平:舞台あいさつ締まらず急きょ一本締め 観客と息ぴったり

名古屋市内で行われた映画「森山中教習所」の舞台あいさつに登場し一本締めの音頭をとる野村周平さん(左)
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名古屋市内で行われた映画「森山中教習所」の舞台あいさつに登場し一本締めの音頭をとる野村周平さん(左)

 俳優の野村周平さんが10日、名古屋市内の映画館で行われた主演映画「森山中教習所」(豊島圭介監督、7月9日公開)の先行上映会で、豊島監督とともに舞台あいさつを行った。約20分の舞台あいさつの最後が締まらず、急きょ野村さんの音頭で、観客を含めた全員で一本締めをして舞台あいさつが終了した。

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 この日、野村さんは豊島監督と映画の撮影時のエピソードや、見どころなどを語ったほか、「名古屋では教習所のことを車校(しゃこう)って言うんでしょ?」と観客に話しかけたり、自分の顔のイラストが描かれたうちわに見入る豊島監督に「女の子にデレデレしない!」と突っ込んだりして笑わせ、場を盛り上げた。

 舞台あいさつの最後に、司会者が観客に「“出演者”のお二人に大きな拍手をお願いします」と呼びかけると、野村さんが「(監督も)出演者だったんですね」と突っ込み、終わるはずの舞台あいさつが締まらずグダグダに。野村さんが一本締めのポーズを見せ、急きょ音頭をとると、観客との息はぴったりで一度で決まり、野村さんと監督は大きな笑顔で舞台を降りていった。

 映画は、真造圭伍(しんぞう・けいご)さんの人気マンガが原作。高校の同級生だった大学生の佐藤清高(野村さん)とヤクザの轟木(賀来賢人さん)が偶然、同じ“非公認”の自動車教習所に通うことになり、変わり者ばかりの教習所でひと夏を過ごすことになる……というストーリー。野村さんと賀来さんがダブル主演し、主題歌はシンガー・ソングライターの星野源さんの楽曲「Friend Ship」が採用された。

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