市川海老蔵:五右衛門“聖地”で名ぜりふ「絶景かな」

10月スタートの市川海老蔵さん主演連続ドラマ「石川五右衛門」のワンシーン=テレビ東京提供
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10月スタートの市川海老蔵さん主演連続ドラマ「石川五右衛門」のワンシーン=テレビ東京提供

 歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、重要文化財に指定されている京都・南禅寺の三門で石川五右衛門の衣装を着て、名ぜりふ「絶景かな、絶景かな」と発したことが18日、明らかになった。海老蔵さんが主演する10月スタートの連続ドラマ「石川五右衛門」(テレビ東京系)の一場面を収録したもので、海老蔵さんは「五右衛門姿で南禅寺の三門の上に立つというのは、歌舞伎俳優だったら皆一度はやりたいこと」といい「役者冥利(みょうり)に尽きるシーンでした」とメッセージを寄せている。

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 南禅寺の三門は、五右衛門がキセルを吹かしながら名ぜりふを回す歌舞伎「楼門五三桐」の名場面として知られている。撮影は、3台の大型クレーンを稼動して行われ、海老蔵さんは、脚本家の樹林伸さんが手掛けた新作歌舞伎「石川五右衛門」で使用した白地に龍をあしらったどてらと、父親の十二代目市川團十郎が歌舞伎で五右衛門を演じた際に着用した紺地に金が施されたどてらの2種類を着て、銀のキセルを片手に演じた。

 ドラマは、華麗な手口で盗みを働く天下の大泥棒・石川五右衛門(海老蔵さん)と、國村隼さん演じる時の権力者・豊臣秀吉との対決を軸に、秀吉の側室・茶々(比嘉愛未さん)とのロマンスなどをケレン味たっぷりに描く。田中美里さん、山田純大さん、前野朋哉さん、高月彩良さん、AnJuさん、丸山智己さん、益岡徹さん、榎木孝明さんも出演する。

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