長谷川京子さんが夫以外の男性と甘く切ない恋に落ちるアラフォー主婦を演じる連続ドラマ「ふれなばおちん」(NHK・BSプレミアム毎週火曜午後11時15分)が28日スタートする。ドラマ化された「斉藤さん」で知られる小田ゆうあさんのマンガが原作。日常生活の中で潤いやときめきを忘れかけていた主婦の上条夏(長谷川さん)が、夫以外の男性と恋に落ちていく姿を描いたアラフォー主婦の“純愛物語”だ。
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夏が心を寄せる年下の役者志望の佐伯龍を演じる成田凌さんは、「メンズノンノ」のモデルで、ドラマ「いつかティファニーで朝食を」などで俳優としても活躍。181センチの長身と黒目がちな瞳が人気で、15歳年上の長谷川さんと“年の差愛”をどう演じるか。ほかに、夏の夫・義行を鶴見辰吾さんが演じ、戸田菜穂さん、古畑星夏さんも出演する。
第1話では、社宅で暮らす夏の友人・小牧莉絵(戸田菜穂さん)が夫と息子を残して、恋人と駆け落ちしてしまう。家庭第一の夏には、信じられないことだったが、莉絵は電話で悪びれもせず、女として充実した時間を送っていると語る。そんな時、隣に若い男・佐伯龍(成田凌さん)が引っ越してくる。夏の心の何かが、ざわめき始める……というストーリー。
「失恋ショコラティエ」「アンダーウェア」(ともにフジテレビ系)などの安達奈緒子さんの脚本で描かれる禁断の愛に、主演の長谷川さんは「結婚して子どもを持った2人が恋愛をしていいか悪いか、是か非かみたいなことは、倫理的にはいけないと思うんですけれども、いけないと思ってやったらお芝居もできないですし最後まで分かりませんでした」と“不倫”を演じることに葛藤があったことを明かす。演出の三木康一郎さんは「主婦が人を好きになっていいのかみたいな、だんなさん以外を好きになるって、なんか社会的にとか、対外的にとか、いいのか悪いのかどっちなんだろうというのを、仕事を度外視して考えていました」と語る。危うく秘めた主婦の“純愛”ドラマがどう描かれるのか、注目だ。
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