吉田羊:初主演連ドラがクランクアップ「居心地のよい現場でした」

連ドラ初主演を務めたWOWOWの「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」でクランクアップした吉田羊さん(左)と波多野貴文監督
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連ドラ初主演を務めたWOWOWの「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」でクランクアップした吉田羊さん(左)と波多野貴文監督

 女優の吉田羊さんが連続ドラマ初主演を務めたWOWOWの「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」が4日にクランクアップした。最後の撮影を終え、花束と、キャストやスタッフからのメッセージが書かれた特製アルバムを贈られた吉田さんは感激しながら「こんなに終わるのが寂しいと思う作品は初めて」といい「(各スタッフが)プロフェッショナルで、何よりも作品を愛していて、よりよくしたいという思いを強く感じることができる居心地のよい現場でした」と語った。

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 吉田さんは、未解決事件に挑む女性刑事・石川百合役を演じ、「今回、どこからが石川百合で、どこからが吉田羊かの境目があいまいになるくらい自分の中に食い込んで演じることができました」と話し「そういう風に感じられる役にこれから先、いくつ出会えるか分からないですし、本当に貴重な経験でした」とコメントした。

 「コールドケース」は、未解決殺人事件(通称コールドケース)の真相を解明する捜査チームの活躍を描いた刑事ドラマ。2003~10年に全7シーズンにわたって米CBSで放送されたほか、全世界で放送・配信され、人気を集めた。同作が米国外で制作されるのは初めてで、WOWOWの開局25周年記念企画として制作される。

 吉田さんが主演する日本版は神奈川県警が舞台で、映画化もされたドラマ「SP」の波多野貴文さんが監督を務め、映画「64-ロクヨン-」などの瀬々敬久さんらが脚本、スタジオジブリの劇場版アニメ「思い出のマーニー」の村松崇継さんが音楽を担当。撮影監督は怪獣映画「シン・ゴジラ」(29日公開)の山田康介さんが務め、全編4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)で制作。WOWOWで10月から放送。全10話。

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