ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子:初回は9.6% 波瑠が変人刑事役で猟奇殺人に挑む

ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」第1話のシーン=関西テレビ提供
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ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」第1話のシーン=関西テレビ提供

 女優の波瑠さんが民放連続ドラマ初主演し、初の刑事役に挑む「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(関西テレビ、フジテレビ系)の初回が12日に2時間スペシャルで放送され、平均視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 ドラマは、内藤了さんの小説「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(KADOKAWA)が原作。警視庁刑事部捜査第1課に配属された新人刑事・藤堂比奈子が、敏腕先輩刑事やオタク鑑識官、“死神”と呼ばれる女性監察医など個性豊かなメンバーたちに支えられながら、次々と起こる不可解な猟奇殺人事件の捜査にあたる……というストーリー。人気グループ「関ジャニ∞」の横山裕さん、渡部篤郎さん、要潤さん、高橋努さん、林遣都さん、光石研さん、原田美枝子さん、奥貫薫さんらも出演している。

 初回は、捜査1課に宮原秋雄という男が遺体で発見されたと連絡が入る。過去10年に東京都内で発生した未解決事件と性犯罪の容疑者がすべて頭に入っている比奈子(波瑠さん)は、その驚異的な記憶力を買われ、東海林(横山さん)や倉島(要さん)と初めて現場を踏む。刃物で下半身を切り刻まれた無残な遺体の傷は、3年前に殺された女子高生とすべて一致し、自らつけたものだと判明する。しかも、宮原は当時容疑者としてマークされていた人物だった。宮原の自殺の可能性が高まるが、現場で発見された宮原のスマートフォンには、宮原が何者かに襲撃されていると思われる凄惨(せいさん)な映像が残されていた……という展開だった。

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