ルドルフとイッパイアッテナ:岐阜・金華山でラッピングロープウエー運行スタート 原作&劇中にも登場

16日から運行を開始した3DCG劇場版アニメ「ルドルフとイッパイアッテナ」のラッピングロープウエー (C)2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
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16日から運行を開始した3DCG劇場版アニメ「ルドルフとイッパイアッテナ」のラッピングロープウエー (C)2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会

 女優の井上真央さんが声優を担当する3DCG劇場版アニメ「ルドルフとイッパイアッテナ」(湯山邦彦・榊原幹典監督、8月6日公開)のラッピングロープウエーが16日、岐阜市の「ぎふ金華山ロープウェー」にお目見えし、運行をスタートした。井上さん演じるノラ猫のルドルフは、岐阜で飼われていたという設定で、同ロープウエーは劇中と原作にも登場することから実施された。8月31日まで運行する。

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 ラッピングロープウエーは、客車の外装と内装にルドルフと、ノラ猫のイッパイアッテナのビジュアルを張り巡らせた。岐阜公園と金華山の山頂を結ぶ同ロープウエーは、東海エリアでも著名な観光スポットの一つ。運行初日からファミリー層を中心にファンが訪れ、にぎわった。運行時間は毎日午前8時から午後10時半。12歳と中学生以上は往復1080円、片道620円ほか。4~11歳は往復540円、片道280円ほか。

 「ルドルフとイッパイアッテナ」は、斉藤洋(さいとう・ひろし)さんの児童文学で、1987年に最初の作品が発行されてから、28年にわたってロングセラーを誇る「日本一有名なノラ猫」シリーズ(講談社)が原作。ひょんなことから飼い主の元を離れ、思いがけず東京にやって来てしまった黒猫のルドルフが、街を牛耳るボス猫・イッパイアッテナと出会い、ノラ猫として共に生き、成長する姿を描いた友情と冒険の物語。イッパイアッテナの声は、声優初挑戦となる俳優の鈴木亮平さんが務める。

 「ポケットモンスター」シリーズの湯山監督と、海外に活動拠点を置く榊原監督がメガホンをとり、脚本は「妖怪ウォッチ」シリーズ構成などを担当する加藤陽一さん、制作は「ポケモン」「妖怪ウォッチ」などの制作プロダクション「OLM」「OLM Digital」「Sprite Animation Studios」が手掛ける。

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