注目ドラマ紹介:「HOPE~期待ゼロの新入社員~」 Hey!Say!中島裕翔“韓国のサラリーマンのバイブル”日本版に

「HOPE~期待ゼロの新入社員~」第1話の一場面
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「HOPE~期待ゼロの新入社員~」第1話の一場面

 アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔さん主演の「HOPE~期待ゼロの新入社員~」(フジテレビ系、日曜午後9時)が17日、スタートする。囲碁のプロ棋士の夢に挫折した主人公・一ノ瀬歩(いちのせ・あゆむ)が、社会経験も学歴もない中、総合商社で働くことになり、組織の一員として認めてもらえるようひたむきに仕事に向き合う姿を描く。初回は30分拡大版。

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 韓国で“サラリーマンのバイブル”と称されたウェブマンガを実写化した韓国ドラマ「ミセン-未生-」(2014年)のリメーク。「スペシャリスト」(テレビ朝日系)の徳永友一さんが脚本を務める。幼い頃からの夢だった囲碁のプロ棋士に挫折した歩は、母親のつてで総合商社の採用試験であるインターンシップに参加し、営業で働くことになるが、囲碁にすべてを捧げてきたため満足な学歴も社会経験も無く、「高卒」「コネ」と言われ、周囲からの期待度はゼロ。それでも、囲碁で鍛えた記憶力と洞察力、誰にも負けないひたむきな努力を武器に、困難から逃げず懸命に組織の一員になろうと奮闘する。

 インターンシップの同期には、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」にも出演した瀬戸康史さん、同じく「あさが来た」に出演した「ジャニーズWEST」の桐山照史さん、モデルとしても活躍する山本美月さんという人気の若手が顔をそろえた。また、課長の織田勇仁役で遠藤憲一さん、主任の安芸公介役で山内圭哉さん、歩の母・夕紀役で朝加真由美さん、専務の鷹野義郎役で風間杜夫さんらも出演しており、ベテラン陣が脇を固める。

 第1話では、高校時代に父親が病気で他界し、アルバイトをしながら囲碁の勉強を続けてきた歩(中島さん)が22歳になり、年齢制限のために最後となったプロ棋士採用試験にも落ちてしまう。夢を失った歩は、失意のままアルバイト生活を続けていたが、見かねた母・夕紀(朝加さん)が知人のつてをたどり、総合商社・与一物産で採用試験の最終段階である1カ月のインターンシップに参加できるようにする。

 勤務先の営業3課で働くことになった歩は出社するが書類のコピーを頼まれても、トナーの意味すら知らず、出るなと命じられた電話を取ってしまい、英語での対応ができず、失敗ばかりでインターンの桐明真司(瀬戸さん)や香月あかね(山本さん)に助けてもらうありさま。

 一方、インターンの一人、人見将吾(桐山さん)は、歩が専務・鷹野義郎(風間さん)のコネで入ったと先輩社員が話しているのを耳にする。そんな中、外回りから帰ってきた課長の織田勇仁(遠藤さん)に打ち合わせに連れ出された歩だったが、何もできず、ただ座っているだけ。織田には「明日から来なくていい」と言われてしまう……という展開だ。

 出世競争や学歴社会、パワハラ、男女差別など厳しい現実が渦巻く総合商社で、社会人経験ゼロの主人公・歩がどう成長していくか。ゴールデンタイムのドラマ初の単独主演となる中島さんの演技に注目だ。

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