1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（9月27日〜10月3日）は、赤楚衛二さんが、2026年1月12日にスタートするテレビ東京系の連続ドラマ「キンパとおにぎり～恋するふたりは似ていてちがう～」で主演を務めること、元「Hey！ Say！ JUMP」の中島裕翔さんが主演を務めるWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW　シリウスの反証」が2026年1月に放送・配信されることなどが話題になった。前後編で取り上げる。

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　9月27日、中島裕翔さんが主演を務めるWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW　シリウスの反証」（全5話、第1話は無料放送）が2026年1月に放送・配信されることが明らかになった。中島さんが演じるのは弁護士の藤嶋翔太で、冤罪被害者の救済活動に取り組む団体「チーム・ゼロ」に所属し、難攻不落の再審請求に挑む。中島さんは今作がWOWOWオリジナルドラマ初主演となる。原作は、重厚なテーマに巧みな犯罪トリックを盛り込んだ社会派ミステリー作を多く手がけてきた人気作家、大門剛明さんの同名小説（KADOKAWA）。

　29日、多部未華子さん主演で11月23日にスタートするWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW シャドウワーク」（日曜午後10時）に桜井ユキさんと寺島しのぶさんが出演することが明らかになった。ドラマは、DV（ドメスティックバイオレンス）の被害に苦しむ妻たちが、絶望の果てで生きるためにたどり着いた“究極のシスターフッド”を描くミステリーだ。桜井さんが演じるのは“もう一人の主人公”ともいえる重要人物・北川薫。山南署の警部補である薫は、正義感が強く優秀だが、ある理由から捜査一課から左遷された経歴を持つ。寺島さんが演じるのは、DV被害者の女性たちが集うシェアハウスを取り仕切る昭江役。女性たちが働くパン店も営むという役どころだ。

　29日、岡部たかしさんが、松江勤労者総合福祉センター・松江テルサ（島根県松江市）で行われた、NHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ばけばけ」（総合、月～土曜午前8時ほか）の初回パブリックビューイング（PV）に出席。440人の来場者と共に初回放送とトークショーを楽しんだ。ヒロイン・松野トキ（高石あかりさん）の父、司之介を演じる岡部さんは「昨日（9月28日）は、島根の魚やしじみ汁を食べました。宍道湖や川がきれいで、故郷の和歌山県を思い出すような場所だなと思います。（共演の小日向さんが）松江の神社・仏閣に行ったという話をきいていたので、私もぜひ行ってみたいと思いました」と語った。イベントには、小泉八雲のひ孫で小泉八雲記念館館長の小泉凡さんも出席した。

　29日、濱正悟さんが「ばけばけ」に出演することが発表された。吉沢亮さん演じる錦織友一の友人、庄田多吉を演じる。濱さんが朝ドラに出演するのは、2022年度後期の「舞いあがれ！」以来、2度目。濱さんが演じる庄田多吉は松江の秀才で、「大盤石」と呼ばれる錦織に対して「半分弱」と自称する。濱さんは「『ばけばけ』の脚本を読んで、大真面目なのにどこかおかしくいとおしい登場人物たちの心優しい不思議な物語に魅了されました。庄田多吉のように、ものすごく純粋な役柄は実はあまりやったことがなかったので、個人的には挑戦であり新境地になりそうです。楽しみにしていてください！」と意気込みを語った。

　29日、のんさんが、東京都内で行われた、ABEMAオリジナルドラマ「MISS KING／ミス・キング」の配信直前プレミアイベントに登場した。“史上初の女性棋士”を目指す飛鳥を演じたのんさんは、「将棋はやったことがなくて、駒を触るのも初めてでした。ここまで笑顔がない、ぶっきらぼうで、態度が悪い役はなかったので、そこが魅力的になるように一生懸命演じました」と振り返った。その上で、「将棋指導の先生に教わったのですが『1日100回打て（指せ）ば絶対うまくなるので大丈夫です！』と言われたので、100回を目指して、朝ご飯食べている時もテレビを見ている時も、ずっと駒を触りながら過ごしました」と明かした。ドラマは同日から無料配信。全8話。

　30日、赤楚衛二さんが、2026年1月12日にスタートする、テレビ東京系の連続ドラマ「キンパとおにぎり～恋するふたりは似ていてちがう～」（月曜午後11時6分）で主演することが明らかになった。ヒロインは、世界的な人気を誇ったガールズグループ「IZ*ONE（アイズワン）」出身のカン・ヘウォンさんが務める。赤楚さん演じる長谷大河は、大学駅伝のエースとして将来を期待されていたものの、成績不振で挫折し、今は小料理店で働くアルバイト店員。しかし、韓国から日本に留学している大学院生のパク・リン（カンさん）と出会い恋に落ちることで、自身の人生に向き合い、未来に向けての一歩を踏み出していく。

　30日、岡田将生さんが、大泉洋さん主演で10月21日スタートする、連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」（テレビ朝日系、火曜午後9時）に出演することが明らかになった。9月2日から毎週発表されてきたレギュラーキャスト7人が出そろった。岡田さんが演じるのは、文太（大泉さん）、桜介（ディーン・フジオカさん）、円寂（高畑淳子さん）、半蔵（宇野祥平さん）をちょっとだけエスパーにした張本人の「ノナマーレ」の社長、兆（きざし）。兆は、文太らに世界を救うための不思議なミッションとともに、“決して人を愛してはいけない”という不条理で不可解なルールを課す謎多き人物だ。

　30日、宇垣美里さんが、東京都内で行われた連続ドラマ「できても、できなくても」（テレビ東京、木曜深夜0時半）の会見に登壇した。初の連ドラ単独初主演を務める今作について、朝早くからの撮影が多いといい「今まで本当に夜型の生活をしていて。強制的に朝方になった結果、朝方も悪くないなと思いました」とにっこり。しかし生活リズムの変化からか「最近、食欲の制御はできていなくて」と苦笑いし、「合間合間にお菓子を食べすぎてしまいますし、すごくおなかが鳴るんです。センシティブなシーンでもぐーっとおなかがなってしまって『ごめんなさい』っていう……（笑）。なのでマネジャーさんのポッケにうずらの卵を入れてもらっていて、いつもそれを食べています」と明かした。ドラマは10月9日にスタートする。