シリウスの反証:中島裕翔主演のWOWOWドラマ 撮影現場リポートを公開 仁村紗和ら共演者とのトークの話題は

「連続ドラマW シリウスの反証」の撮影現場=WOWOW提供
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「連続ドラマW シリウスの反証」の撮影現場=WOWOW提供

 元「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さんが主演を務め、2026年1月10日から放送・配信されるWOWOWのドラマ「連続ドラマW シリウスの反証」(全5話)の撮影現場リポートが12月3日、公開された。

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 ドラマは、人気作家、大門剛明さんの同名小説(角川文庫/KADOKAWA)が原作。25年前に岐阜県郡上八幡で起きた一家惨殺事件の犯人とされた死刑囚を救うため、難攻不落の再審請求に挑む弁護士たちの戦いを描く。

 この日、撮影が行われたのは、中島さん演じる弁護士・藤嶋翔太が所属する冤罪救済活動団体「チーム・ゼロ」の活動拠点となっている、東山佐奈(仁村紗和さん)の大学の研究室シーン。「チーム・ゼロ」の面々の元へ、25年前の事件で犯人とされ逮捕された宮原伸夫(五頭岳夫さん)の弁護を務めていた弁護士・大坪志郎(綾田俊樹さん)が訪ねてくる。

 撮影現場に入ってきた中島さんは、準備が整うまで室内を歩き、置かれている小物などを細かく観察。中でも飾られている「チーム・ゼロ」の集合写真の前では立ち止まり顔を近づけしっかりチェック。

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 リハーサルが始まり、中島さん、仁村さん、金子大地さん、綾田さんが室内に集合すると、先ほどの集合写真の写りや、撮影現場の場所について会話を始めた。さらに話題は髪形に移り「くせ毛が……」「パーマも……」などトークが止まらない中、機材が倒れて大きな音が響いた。そこでスタッフより先に「すいませんでしたー!」と声を出したのは中島さんで、常に現場を明るく盛り立てていた。

 本番が終わると、すぐにモニター前に行きチェックをする中島さん。時にはベースにまで行き、モニターチェックをしながら松本優作監督と話をしていた。撮影中は監督が現場に走ってきて細かくオーダーを出したり、中島さんも積極的に相談している姿が多く見られ、1シーン1シーンが丁寧に作りこまれていることがわかる。

 この日は残暑で、本番が始まるとクーラーを止めるため室内の温度が上昇。長いカットが終わると、出演者は室外に出て動き出したクーラーの前で涼んでいた。ここでも中島さんは、衣装に汗がつかないようにシャツをパタパタさせながら「うほー、涼しい!」と声をあげて周囲を笑顔にしていた。

 再開が告げられると、中島さんはなぜか走って登場。クーラーの前に立ち爽やかに「いや~、走ってくると暑いね」と一言。その後にやってきた仁村さんもなぜか走って来ていたが、どうやら控室から現場までの最短コースで迷ったとのこと。撮影合間のトークの話題は、“控室から現場までの最短コースはどこか?”で盛り上がった。

 再び撮影が始まる。それぞれのセリフ量も増え、ここでも監督からの細かな演出が入り、その都度各々が小声でせりふを反復練習する。すると、開けていた窓の外から鳥の鳴き声とピピピという謎の電子音が聞こえる。音がやむのを待っている間、中島さんは「僕らも気を付けないとね。これ革の椅子だから動くとギギギって音がしちゃうからね」と周囲に語った。どんな時でも周囲を見て、場を和ませ、本番では芝居に集中する。中島さんの主演としての姿勢がよくわかる現場だった。

 「連続ドラマW シリウスの反証」は、2026年1月10日から毎週土曜午後10時、WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信される。第1話は無料放送。

 ◇ストーリー

 冤罪被害者の救済に取り組む団体「チーム・ゼロ」に所属する弁護士・藤嶋翔太(中島さん)のもとに、一通の手紙が届く。「信じてくれ、俺はやってない」。それは、25年前、岐阜県郡上八幡で起きた一家惨殺事件の犯人として死刑判決を受けた宮原(五頭さん)からのものだった。宮原に自分の父を重ね、嫌悪と葛藤を抱く藤嶋だったが、事件について調べ始めるなかで、検察の主張と矛盾する不自然な事実を見出していく。

 しかし、そんな藤嶋たちの前に指紋鑑定の壁が立ちはだかり、岐阜地検のトップである検事正・稗田一成(緒形直人さん)も動き出す。宮原の死刑執行が刻一刻と近づくなか、藤嶋は、チーム・ゼロの若きリーダーである東山佐奈(仁村さん)、親友の安野草介(金子さん)たちとともに難攻不落の再審請求に挑むが……。

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