特撮ドラマ「動物戦隊ジュウオウジャー」(テレビ朝日系)の劇場版最新作となる「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキ サーカス パニック!」(柴崎貴行監督)が6日に公開される。「動物戦隊ジュウオウジャー」は「スーパー戦隊シリーズ」の40作目で、動物学者の風切大和と、動物の顔を持つ異世界「ジューランド」の住人「ジューマン」4人がジュウオウジャーに変身し、宇宙の無法者デスガリアンと戦いを繰り広げる。映画では宇宙全体をサーカスステージに作り替えるため地球を壊そうとするドミドルとの戦いを描く。お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇さんが、宇宙サーカス団の団長を名乗る宇宙人ドミドル役でゲスト出演している。
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風切大和(中尾暢樹さん)らが見に行った話題のサーカス団は、人間の世界で暮らすジューマンたちが結成した一座だった。セラ(柳美稀さん)、レオ(南羽翔平さん)、タスク(渡邉剣さん)、アム(立石晴香さん)の4人は、同じジューランド出身の仲間たちの姿に喜ぶも、宇宙サーカス団の団長ドミドル(吉村さん)が乱入。客席にいた子供たちをサーカス団ごと宇宙船で連れ去ってしまう。子供たちを助けるため、大和たちジュウオウジャーが立ち上がる。子供たちの泣き声をエネルギーに変えて攻撃してくるドミドルに、ジュウオウジャーは苦戦を強いられるが…………というストーリー。
ジュウオウジャー初の劇場版は1000人規模のエキストラが参加。ちょっとコミカルな描写や見応え抜群のアクションなど魅力を最大限に生かしつつ、劇場版ならではのスケール感で見る者を圧倒する。冒頭のジューマンたちによるサーカスはかなり面白く、さらにジュウオウジャーたちがサーカス要素を取り入れた戦いを繰り広げ、テレビシリーズとは趣が異なるアクションにはワクワクしてしまう。またドミドルを演じる吉村さんの演技が秀逸で、大いにストーリーを盛り上げてくれる。大和と仲間たち、そして子供たちとの絆や心を一つにすることの大切さなど、心にグッとくる要素も外していない。ジュウオウザワールド(國島直希さん)の活躍ぶりも見逃せない。6日から丸の内TOEI(東京都中央区)ほか全国で、「劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間」と同時公開。(遠藤政樹/フリーライター)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
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