今週の真田丸:第31回「終焉」 秀吉の最期 三成と家康の対立も

「真田丸」の第31回「終焉」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第31回「終焉」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」の7日放送の第31回「終焉(しゅうえん)」では、ついに天下人・秀吉(小日向文世さん)がこの世を去る。また、三成(山本耕史さん)と家康(内野聖陽さん)の対立が激化することになる。

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 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・信繁を演じており、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。

 7月31日放送の第30回「黄昏」は、老いによって酷薄さを増した秀吉が、バテレンへの弾圧を強め、さらには再び朝鮮へ攻め込むと言い出す……という展開だった。

 第31回は、秀吉の死期が近付き、三成と家康が遺言状の内容をめぐり対立することになる。秀吉の正室・寧(鈴木京香さん)は、権力争いに心を痛める。秀吉は意識がもうろうとする中でも秀頼のことを心配するが、茶々(竹内結子さん)は秀頼に会わせようとしない。信繁は茶々を説得して親子の対面を実現させようとする。また、家康排除をもくろむ三成は、昌幸(草刈正雄さん)に暗殺を依頼。出浦(寺島進さん)は単身、徳川屋敷に忍び込む。

 また、秀吉は死の直前、三成にある命を下し、その言葉が三成の運命を左右することになる。秀吉を演じる小日向さんの“最期”の演技が注目される。

 「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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