三森すずこ:“プ女子”を告白 「肉がぶつかり合う音がすごい」

「タイガーマスクW」のスペシャルイベントに登場した三森すずこさん
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「タイガーマスクW」のスペシャルイベントに登場した三森すずこさん

 声優の三森すずこさんが17日、東京都内で行われた今秋スタートのアニメ「タイガーマスクW(ダブル)」(テレビ朝日系)のスペシャルイベントに登場。プロレスは「隙あらば(試合を見に)行く」というほど好きという三森さんは、「“プ女子”って言うらしいです、はやりに乗っちゃってる感じで」と照れ笑いで明かし、「会場で見ると、肉と肉がぶつかり合う、ペチンペチン、ドスン、(という)音がすごくて」と魅力を熱弁。収録についても「うれしくて、早くいっぱいタイガーマスクの仕事がしたい。(収録が)早く来い、早く来いって、遠足みたいな感じでワクワクしています」と思いを語った。

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 イベントには三森さん、梅原裕一郎さん、鈴村健一さん、森田成一さん、八代拓さん、オープニングとエンディング曲を担当するレゲエグループ「湘南乃風」、プロレスラーのオカダ・カズチカ選手が出席。主人公の新タイガーマスクの声を務める八代さんは、テレビシリーズでの主演は初めてといい、「その作品で、こうやって登場させていただくのは幸せなことだなと思いました」と感慨深げにコメント。もう1人の主人公のタイガー・ザ・ダークの声を演じる梅原さんは「昔から八代くんとは共演が何度かあって、縁がある。主役で、同じタイガーマスクの“闇と光”ということで、楽しみだなという気持ち」と心境を明かした。
 
 「タイガーマスク」は梶原一騎さん原作、辻なおきさん作画のプロレスマンガの金字塔で、1969年にアニメ化。81~82年にアニメ「タイガーマスク二世」も放送され、2013年には俳優のウエンツ瑛士さん主演で実写映画化された。今回の「タイガーマスクW」は「タイガーマスク二世」以来、34年ぶりの新作テレビアニメで、現代を舞台に、初代タイガーマスク・伊達直人が残した“遺産”を受け継いだ2人の若きプロレスラーの活躍を描く。

 「タイガーマスクW」は、東ナオトと藤井タクマの2人の若きプロレスラーが主人公。2人は小さなプロレス団体「ジパングプロレス」の練習生だったが、「ジパングプロレス」は悪質プロレス団体「GWM(グローバルレスリングモノポリー)」に潰されてしまい、報復のためナオトは富士の裾野で訓練を受け「新タイガーマスク」となる。一方、タクマは「GWM」を裏で操る組織「虎の穴」にあえて入り「タイガー・ザ・ダーク」となる……というストーリー。プロレス団体「新日本プロレス」の全面協力が実現し、オカダ選手ら実在のプロレスラーもアニメに多数登場する。オープニング曲「行けタイガーマスク」とエンディング曲「KING OF THE WILD」を湘南乃風が担当している。10月から土曜深夜枠で放送。

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