しずる・村上:第1子誕生を報告 「キングオブコント2016」優勝を誓う

「キングオブコント2016」の決勝会見に登場した「しずる」
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「キングオブコント2016」の決勝会見に登場した「しずる」

 お笑いコンビ「しずる」の村上純さんが9日、コント日本一を競う「キングオブコント2016」のファイナリストに選ばれ、赤坂BLITZ(東京都港区)で行われた記者会見に出席。村上さんは「私事ではありますが、昨日、第1子が生まれまして」と報告しつつ、2012年以来4年ぶり、4回目のファイナリスト進出に「今回は優勝しか考えていません」と強い口調で宣言。「(決勝審査員の)『ダウンタウン』の松本(人志)さんと(子供が)同じ誕生日なんですよ。これが少しでも松本さんの耳に入ったら点数を入れてくれるんじゃないかな」と語った。

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 2013年に王者に輝いた「かもめんたる」の岩崎う大さんは「今年、もう一度、王者に返り咲いて、統治してやりますよ」と“貫禄”を見せ、「2013年とは審査方法が変わっているので、別の大会だと思って、チャレンジャーの精神で頑張ります」と話した。また優勝賞金1000万円の使い道については「子供が3人いるので、1人ぐらい大学に入れてやりたい」と話し、相方の槙尾ユウスケさんは「前回、優勝して生活水準を上げたら、借金を作ってしまいまして。返済したい」と話した。

 3回目のファイナリストとなった「ラブレターズ」の塚本直毅さんは「2カ月ほど前に交通事故に遭い、腰骨が折れちゃいまして。圧迫骨折です」と明かし、「入院中に作ったネタが決勝につながったので、頑張りたい」と話した。初進出の「ライス」の田所仁さんは、しずるの池田一真さんから約150万円借金していることを明かし、「優勝したら、耳をそろえて返したい」と語った。決勝には、初進出の「ななまがり」「だーりんず」「タイムマシーン3号」「かまいたち」、2回目の「ジャングルポケット」「ジグザグジギー」といった計10組が選出された。

 「キングオブコント」は、2008年から毎年行われているお笑いコンテストで、今回が9回目。2人以上のユニットならプロアマ問わず芸歴の制限なく出場可能で、これまでに「東京03」「キングオブコメディ」「ロバート」「かもめんたる」などが優勝しており、昨年の大会では「コロコロチキチキペッパーズ」が8代目キングの座を勝ち取った。

 今年は2510組がエントリーし、8~9日に同所で準決勝が行われた。決勝では今年もお笑いコンビ「さまぁ~ず」「バナナマン」、「ダウンタウン」の松本人志さんの5人が審査員を務め、「ダウンタウン」の浜田雅功さんが司会を担当。10月2日午後6時55分からTBS系で生放送する。

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