真田丸:“早丸”が自己最高の視聴率5.4% “超高速”関ケ原も話題に

「真田丸」の第36回「勝負」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第36回「勝負」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演のNHK大河ドラマ「真田丸」の第36回「勝負」が11日、放送され、NHK・BSプレミアムの平均視聴率が自己最高となる5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録したことが分かった。第16回「表裏」(4月24日放送)、第21回「戦端」(5月29日放送)、第24回「滅亡」(6月19日放送)、第31回「終焉」(8月7日放送)の5.2%を上回った。第36回のNHK総合の平均視聴率は16.5%だった。

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 「真田丸」のNHK総合の平均視聴率は、初回が19.9%で、第2回が「八重の桜」以来、3年ぶり大台乗せの20.1%を記録。その後も高視聴率を記録している。BSプレミアムの視聴率も好調で、NHKの関係者によると「BSの視聴率は3%でいい方。4%を超えるのは異例」という中、4~5%の高視聴率をキープしている。BSプレミアムでは、地上波よりも2時間早い日曜午後6時から放送されていることから、ファンの間では“早丸”などと呼ばれている。

 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さん、草刈正雄さんらが出演している。

 第36回「勝負」は、第2次上田合戦が描かれ、真田信繁(堺さん)と兄の信幸(大泉洋さん)が敵味方となる……という展開だった。関ケ原の戦いの結果が、佐助(藤井隆さん)の報告で説明され、戦いの詳細が描かれなかったことも話題になっている。「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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