国内最大のゲーム展示会「東京ゲームショウ2016」(主催・コンピュータエンターテインメント協会)が15日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。10月に発売を控えたプレイステーション(PS)4用のヘッドマウントディスプレー(HMD)「プレイステーション(PS)VR」を筆頭に、各社ともVR(仮想現実)を意識したコンテンツを用意して、新しいゲーム体験をアピールする狙いだ。
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既にVR体験ができるツールやコンテンツは発売されているが、プロモーションやコンテンツ不足もあり、苦戦している。今回は、初めてVRコーナーを設けたほか、話題性もありコンテンツもそろえたPSVRに期待がかかる。また同日から値下げをした新型PS4に加え、11月10日に発売されるハイエンドモデルの「PS4Pro」も注目を集めそうだ。
東京ゲームショウは、毎秋開催される世界的なゲームの展示会で、今年で26回目。過去最多だった2015年の480社を大幅に上回る614社が出展し、うち海外企業は345社と半数以上を占めた。年末商戦の売り込みを狙った最新ゲームなども1500タイトル以上が展示され、タレントや声優らが出演するステージイベントなども開かれる。
あす16日までは関係者向けのビジネスデーで、17、18日の週末は一般公開日となる。入場券は一般(中学生以上)1200円(前売り1000円)、小学生以下は無料。会期中に23万人の来場者を見込む。
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