今週の真田丸:第39回「歳月」 信繁“例の紐”を考案 大坂から運命の使者が…

「真田丸」の第39回「歳月」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第39回「歳月」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」の2日放送の第39回「歳月」では、信繁(堺さん)が春(松岡茉優さん)らとの九度山での暮らしを満喫する中、海外の珍しい紐(ひも)を見て、あることを思いつく。また、日々の生活費に苦心していた信繁の元に大坂から使者が訪れる。

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 「真田丸」は、三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに脚本を手がける大河ドラマ。堺さんが真田幸村の名でも知られる戦国時代の人気武将・信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。

 9月25日放送の第38回「昌幸」は、九度山に流罪となった信繁の父・昌幸(草刈正雄さん)の最期が描かれた。

 第39回は、九度山で暮らす信繁に運命を変える使者が訪れる……という展開。昌幸が死去し、信繁の兄・信之(大泉洋さん)が九度山を訪れる。父に惨めな思いをさせないよう生活に無理をしてきた信繁は兄に支援を求めるが、徳川に監視される信之にはそれができない。一方、かつて信繁がルソン(フィリピン)に逃がした秀次(新納慎也さん)の娘・たか(岸井ゆきのさん)が、海外の珍しい紐を持って訪ねてくる。信繁はその紐を見てあることを思いつく。信繁はきり(長澤まさみさん)と協力して真田紐(さなだひも)を考案し、商売を始めるが、春は信繁に頼られるきりに嫉妬してしまう。

 信繁が九度山で貧しいながらも穏やかな日々に幸せを見いだし始める。そんな中、大坂から使者が訪れ、信繁の運命が大きく変わることになる。また、信繁の嫡男・大助(浦上晟周さん)、娘・梅(大出菜々子さん)も登場する。

 「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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