1日に最終回を迎えた女優の高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」の初回(4月4日放送)から最終回までの期間平均視聴率が22.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したことが3日、分かった。朝ドラの期間平均視聴率では、「あさが来た」(2015年後期)の23.5%、「さくら」(02年前期)の23.3%に続き、今世紀3位の記録となり、「花子とアン」(14年前期)と「ほんまもん」(01年後期)の22.6%を超えた。
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10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「とと姉ちゃん」の平均視聴率は、初回が22.6%で好スタートを切り、その後も好調をキープ。20%の大台を割ったのは7月7日放送の19.4%、8月6日放送の18.0%の2回のみだった。週間平均視聴率は、初週が21.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出)で最終週まで26週連続で20%以上の大台をキープした。
「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子(しずこ)の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく姿が描かれた。唐沢寿明さんや西島秀俊さん、木村多江さんらが出演し、宇多田ヒカルさんが主題歌「花束を君に」を手がけたことも話題になった。
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