べっぴんさん:初回視聴率21.6%と好発進 8作連続の大台超えスタート

「べっぴんさん」で主演を務める芳根京子さん
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「べっぴんさん」で主演を務める芳根京子さん

 女優の芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説朝ドラ)「べっぴんさん」の初回が3日に放送され、平均視聴率は21.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録したことが分かった。1日に最終回を迎え、今世紀3位の期間平均視聴率22.8%を記録した「とと姉ちゃん」の初回平均視聴率22.6%には及ばなかったものの13年前期の「あまちゃん」から8作連続の20%超えとなった。

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 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。脚本はドラマ「名前をなくした女神」「ファーストクラス」(ともにフジテレビ系)などを手がけ、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さんの妻で脚本家の渡辺千穂さんが担当。すみれの父・五十八を生瀬勝久さん、母・はなを菅野美穂さんが演じている。

 初回は、昭和9年、繊維会社を営む父の五十八(生瀬さん)、姉のゆり(内田彩花さん)と一緒に神戸の洋館で暮らしていたすみれ(渡邉このみちゃん)は、体が弱く入院中の母・はな(菅野さん)のために、ハンカチに刺しゅうすることを思いつく……という内容だった。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全151回を予定。

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