女優の真木よう子さんが5日、小野照崎神社(東京都台東区)で映画「ぼくのおじさん」(山下敦弘監督、11月3日公開)のヒット祈願を俳優の松田龍平さん、演劇ユニット「TEAM NACS(チーム・ナックス)」の戸次重幸さんらと行った。同神社は、故渥美清さんが「好きだったたばこをやめるので、役者として活躍できるように」と願ったところ、あの寅さんの役が舞い込んだという話が伝わる場所で、「願いがかなうなら何を断つ?」と聞かれた真木さんは「最近(タレントの)りゅうちぇるさんのまねをするんですけど……」と恥ずかしそうに明かし、「それを“断ちます”」と宣言した。
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
一方、主演の松田さんは「(何も)断ちたくないんですよ。いろいろと考えたんですけど、断ちたくないなって落ち着いた」と“抵抗”。妻で女優の市川由衣さんが先月に第1子となる男児を出産し、パパになったばかりの戸次さんも「主演がそう言うなら、私も断ちません!」と松田さんの発言にのっかると、「本当はたばこを断とうかなっと思っていたんですけど、バカバカと吸ってやります」と冗談めかし、周囲の笑いを誘っていた。
「ぼくのおじさん」は、芥川賞作家の北杜夫さんの同名小説が原作。物語は、しっかりものの甥(おい)っ子・雪男(大西利空さん)の目線で語られ、お見合いした美女・稲葉エリーに一目ぼれした“おじさん”は、ハワイへ帰ってしまったエリーを追いかけるため、あれこれと画策。ひょんなことからハワイに行けることになり、雪男とともに旅立つ……という内容。松田さんは最後まで“おじさん”として描かれる。
兄の家に居候し、大学の臨時講師として哲学を教えている“おじさん”を松田さん、“おじさん”が一目ぼれするハワイ生まれの日系4世の女性・エリーを真木さん、エリーの元婚約者で皇室御用達の老舗有名和菓子店の若社長・青木を戸次さんが演じている。
俳優の清原果耶さんが、台湾の人気俳優シュー・グァンハンさんとダブル主演した日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」(藤井道人監督)が、5月3日に公開される。清原さんが、今作の撮…
ドラマ化もされた「医龍-Team Medical Dragon-」などで知られる乃木坂太郎さんのマンガ「夏目アラタの結婚」が、堤幸彦監督がメガホンを取り、柳楽優弥さんの主演で映画…
塚原あゆ子監督がメガホンをとり、野木亜紀子さんが脚本を担当、ドラマ「アンナチュラル」(2018年)と「MIU404」(2020年)の世界線と交差する“シェアードユニバース”のノン…