聲の形:公開25日間で興収16億円突破 動員125万人超え

「聲の形」のビジュアル(C)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会
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「聲の形」のビジュアル(C)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

 大今良時さんのマンガが原作の劇場版アニメ「聲の形(こえのかたち)」(山田尚子監督)が、9月17日の公開から10月11日までの25日間で、興行収入が16億円を突破したことが12日、分かった。観客動員は125万人を超え、120館の公開の作品としては異例のヒットを記録している。

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 ヒットを記念して、15日から来場者特典として、一部劇場で展示されていたキャラクターデザインの西屋太志さんによる、キャラクターの描き下ろしイラストのポストカードがプレゼントされることになった。15~21日は小学生の石田将也と西宮硝子、22~28日は高校生の将也、29日~11月4 日は高校生の硝子のポストカードをそれぞれ配布する。

 「聲の形」は、聴覚障害を持つ少女・硝子と、彼女へのいじめに加担していた過去を持つ少年・将也の孤独や絶望、愛などを描いた大今さんのマンガが原作。「別冊少年マガジン」(講談社)2011年2月号と「週刊少年マガジン」(同)13年12号に読み切りが掲載され、読者の反響や監修の全日本ろうあ連盟の後押しもあり、「週刊少年マガジン」で13年8月~14年11月に連載された。アニメは「けいおん!」などの京都アニメーションが製作し、女優の松岡茉優さんが声優として出演していることも話題になっている。

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