ドクターX:2年ぶり連ドラは視聴率20.4%の好スタート 今年の民放連ドラ首位

ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の一場面=テレビ朝日提供
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ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の一場面=テレビ朝日提供

 女優の米倉涼子さん主演の人気医療ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の初回が13日、15分拡大で放送され、平均視聴率は20.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、今年の民放の連続ドラマでは最高の数字を記録したことが分かった。瞬間最高視聴率は午後10時7分の25.0%だった。

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 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。今回は2014年の第3シリーズ以来、2年ぶりの連続ドラマとなる第4シリーズで、米倉さん演じるフリーランスの天才外科医・大門未知子が宿敵・蛭間(西田敏行さん)率いる国内最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に新たな戦いに挑む姿を描く。

 同シリーズは、「いたしません」「私、失敗しないので」といった名ぜりふや痛快な展開などが受け、12年の第1シリーズは同年の民放連続ドラマ1位となる平均視聴率19. 1%(関東地区 ビデオリサーチ調べ、以下同)をマークし、13年の第2シリーズは平均視聴率23.0%、第3シリーズは平均視聴率22.9%、最終回では自己最高となる平均視聴率27.4%を記録した。今年7月に放送された初のスペシャルでも平均視聴率22.0%を獲得している。

 第4シリーズとなる今回は、「東帝大学病院」の新院長となる蛭間(西田さん)や、今年7月のスペシャルにも登場した内科医・黄川田高之(生瀬勝久さん)が内科部長となって再登場。新たに同院の外科部長・西園寺猛司(吉田鋼太郎さん)、未知子とともに同院に呼ばれたスーパードクター・北野亨(滝藤賢一さん)、広報官・南幾子(草刈民代さん)、新たな副院長・久保東子(泉ピン子さん)といった“新たな敵”が次々と未知子の前に立ちはだかる。

 15分拡大となった初回はニューヨークで幕開け。中華料理店を訪れた未知子の前で妊婦が倒れ、診察した未知子は、客の一人の久保東子が清掃作業員として働いているという近所の病院に搬送し、オペを実施。東子は未知子の腕前に感動し、未知子も日本の大学病院の腐敗ぶりをめった切りする東子と意気投合。その矢先、東帝大病院から未知子に声がかかり、不本意ながら同院に赴く。

 そこで未知子は、新副院長に任命された東子と再会。しかも東子は未知子を雇うと独断した人物で、「この大学病院を掃除したい」と頭を下げるが、未知子はうさん臭さを感じる。そんな中、摘出困難な「脊索腫(せきさくしゅ)」を患ったIT社長・一木淳(渡辺大知さん)のオペが同院で行われることに。執刀医はニューヨークから引き抜かれた北野(滝藤さん)。未知子は「私にやらせて」と手を挙げるが、自信満々の北野は一歩も譲らず、“日本初の3Dプリントパーツを使った脊椎手術”を進めようとするが……というストーリーだった。

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