注目の新譜：THE YELLOW MONKEY「砂の塔」　15年9カ月ぶりシングルは話題のドラマ主題歌

　15年ぶりに再集結した人気ロックバンド「THE YELLOW MONKEY」が、15年9カ月ぶりで再集結後初となるニューシングル「砂の塔」（日本コロムビア）を19日に発売した。

ウナギノボリ

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　2001年1月に発売された「プライマル。」以来の通算25枚目のオリジナルシングル「砂の塔」。表題曲は、菅野美穂さん主演のドラマ「砂の塔～知りすぎた隣人」（TBS系、金曜午後10時）の主題歌。ドラマの舞台となっているタワーマンション＝“砂の塔”に潜むいびつな構造ゆえのあやうさを歌詞とメロディーに投影させて、ボーカルの吉井和哉さんが書き下ろした。バンドサウンドとストリングスが奏でるイエモン独特のコード感が、不穏なムードを演出するスリリングなナンバーだ。カップリングには、2月に発表された再集結初の新曲で、活動再開の“始まり感”とエネルギーに満ちたロックチューン「ALRIGHT」が収録されている。

　シングル「砂の塔」は、今年の5～9月に開催された全国ツアー「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016」のうち全12会場のアリーナ公演から各1曲ずつ、合わせて12曲のライブ音源がボーナストラックとして収められた初回限定盤が、全14曲入りで1200円（税抜き）。「砂の塔」「ALRIGHT」のインストを含む全4曲入りの通常盤が1000円（税抜き）。

　また、7月10日のさいたまスーパーアリーナ公演の模様を収録した映像作品「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016－SAITAMA SUPER ARENA 2016.7.10－」も同時発売。ブルーレイディスク（BD）が6800円（税抜き）、DVDが5800円（税抜き）。（水白京／フリーライター）