世界3大ビューティーコンテストの一つ「2016ミス・インターナショナル世界大会」が27日に東京都内で行われ、幼稚園教師でモデルのフィリピン代表、カイリー・バーゾサさん(24)がグランプリに輝いた。大会後の会見でバーゾサさんは「信じられない思いです。ずっとこの舞台を夢見てきました」と喜びを語り、母国に向けて「このタイトルは私だけのものではなくてフィリピンのみなさんのためにあるということを伝えたいです。最近フィリピンはいろいろな問題に接していますが、これが力になってくれたら」とメッセージを送った。
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バーゾサさんは、身長174センチ、バスト84センチ、ウエスト54センチ、ヒップ90センチ。引き締まった体とキュートな顔立ちが魅力的で、「美しさとは自分自身の中にあるもの」と精神性や人との関わりに重きを置いているといい、今後は「ミス・インターナショナルの代表として、チャリティー活動を行っていきたい。メンタルヘルスの活動にも力を入れていきたいです」と語った。
ミス・インターナショナルは、ミス・ワールド、ミス・ユニバースに並ぶ世界3大ビューティーコンテスト。56回目となる今年は、69の国と地域の代表が集まり、民族衣装、水着、ドレス審査が行われた。2位はオーストラリア代表のアレキサンドラ・ブリットンさん(23)、3位はインドネシア代表のフェリシア・フヮンさん(24)、4位はニカラグア代表のブリアニー・チャモロさん(22)、5位はアメリカ代表のケイトリアナ・ラインバッハさん(18)が受賞。日本代表の山形純菜さん(22)はファイナリスト15人に残ったものの、入賞はかなわなかった。