フジテレビの亀山千広社長は28日、東京・台場の同局で行われた定例会見で、タレントのベッキーさんがトークバラエティー番組「ワイドナショー」（フジテレビ系）に出演したことについて、「ベッキーさんが出るべき番組だった」「番組にふさわしい方だったなと思う」などと評価し、「今後レギュラーうんぬんという話は聞いていません」と明かした。

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　亀山社長は「まずは番組からオファーを出して、通常のキャスティングで出演していただいたと思っている。ベッキーさんが出るべき番組だったかなと。（MCの）松本（人志）さんのコメントも含めて、私どもの番組にふさわしい方だったなと思う」とコメント。

　さらに「今後レギュラーうんぬんという話は聞いていませんし、視聴者の反応もおしなべて悪いものはなかったと聞いている。あの番組に限っては、（ベッキーさんの）出演は理にかなっているものだと思いました」と感想を語った。

　「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音さんとの不倫騒動で活動を自粛していたベッキーさんは9日に放送された同番組で、5月に放送された「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」（TBS系）以来、約5カ月ぶりに地上波の番組に出演した。

　ゲストコメンテーターとして出演したベッキーさんは、川谷さんが未成年者との飲酒問題で活動自粛を発表したことについて「1月に私との騒動があって、世間の皆様から厳しい声をいただいて、世間の厳しい目がある中で、こういう行動をとってしまったっていうのは……。未然に防げたんじゃないかなと思います」などと神妙な面持ちで語った。