フジテレビ亀山社長:“月9撤退論”を完全否定「みじんも考えていない」

フジテレビの亀山千広社長
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フジテレビの亀山千広社長

 フジテレビの亀山千広社長は28日、東京・台場の同局で定例会見を開き、視聴率で苦戦が続く月9ドラマからの“撤退”について聞かれると、「みじんも考えていません」と完全否定した。

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 現在放送中の月9ドラマ「カインとアベル」について、亀山社長は「旧約聖書のエピソードをモチーフにしている。日本人になじみはそれほどないのかもしれないですけど、運命や親の愛への渇望とかいうのはどの世界、世代にあっても共通すると思う。非常にチャレンジングだと思うが、コンセプトは非常にはっきりしていると思う」と評価した。

 17日に放送された初回は平均視聴率8.8%と苦しいスタートとなり「僕も含めスタッフがもっと(数字が)欲しかったんじゃないかなと思う」と発言。「非常に難しいというか、普遍的なテーマではあるが、ともすればドロドロになりそうな話を、出演者のキャラクターの作り方、演技で見やすくしてくれていると思う。ああいうドラマは回を重ねていくごとにファンを増やすことができると思うので、一喜一憂しないでほしいし、僕も一喜一憂しません」と語った。

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