芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「べっぴんさん」は第5週「お父さまの背中」を放送。3日の第28回では、夫の勝二（田中要次さん）のため店を辞めると言い出した良子（百田夏菜子さん）を止められなかったすみれは後日、訪れた客から店番をしていた良子の身に起きた事件のあらましを聞く。一方、大阪・梅田の闇市では、すみれの姉のゆり（蓮佛美沙子さん）が、決死の覚悟で元締めの根本（団時朗さん）に直談判しにいく……。

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　「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

　第4週「四つ葉のクローバー」では、女学校時代の親友の良子、君枝（土村芳さん）と再会したすみれは、出産したエイミー（シャーロット・ケイト・フォックスさん）から「代々着続けられる特別な服」を作ってほしいと頼まれ、一回限りで手芸倶楽部を再結成。ドレスを手に感激するエイミーを見て、改めて「べっぴん（＝特別な品）」を作る喜びをかみしめる……という展開だった。