嗣永桃子:“ももち”がハロプロ卒業で芸能界引退へ 幼児教育の道へ「大きな決断」

「カントリー・ガールズ」とハロー!プロジェクトの卒業を発表した嗣永桃子さん
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「カントリー・ガールズ」とハロー!プロジェクトの卒業を発表した嗣永桃子さん

 “ももち”の愛称で知られるアイドルグループ「カントリー・ガールズ」の嗣永桃子さん(24)が、2017年6月30日をもって、同グループとハロー!プロジェクトを卒業し、芸能界を引退することが分かった。5日に東京都内で行われた結成2周年記念ライブの直前に会見を開いた嗣永さんは「大きな決断をしました」と笑顔で語り、卒業後は「以前から興味のあった幼児教育の勉強をたくさんして、いずれお仕事にできたら」と明かした。「芸能界引退か?」との質問には「そう捉えていただいても大丈夫です」と回答した。

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 嗣永さんは、1992年3月6日生まれ、千葉県出身。04年の結成当時から「Berryz工房」として活動したが、15年3月にグループが無期限活動停止となり、現在のカントリー・ガールズの「プレイングマネジャー」に就任。結成当初より「2、3年かけて、新人のカントリー・ガールズのメンバーを一人前にしていきたい」という目標を掲げて活動していた。「(メンバー)みんながどんどんアイドルとしての立ち居振る舞いがしっかりしていくとともに、自分のことのようにうれしく思う反面、親離れ的な寂しさもあった」と明かしつつ、卒業についても「だんだんと意識し始めた」という。

 今後の進路とした幼児教育については「アイドル大好きで、自分が可愛いと言われるのも、ファンの方といる空間もすごく幸せではあるんですが、それと同じくらい子どもが大好き。以前から興味があったので、その分野にも挑戦したい」と語った。大学在学中の教育実習を経て、すでに小学校と幼稚園の教員免許は取得しているが、具体的な進路は決めておらず、「まだまだ無知なので、まずはしっかり勉強して、特にやりたい分野を研究して狭めていきたい、決めていきたい」と話した。

 卒業の日とした来年6月30日は「私がオーディションに合格してアイドルとなった日、ちょうど15年という節目の日」。嗣永さんは「残り約8カ月、私一人のアイドルとしてもそうですし、芸能人としてもしっかり悔いの残らないよう、精いっぱい頑張っていきたいと思いますので、引き続き温かい応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。

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