本仮屋ユイカ:上川隆也の“新相棒”に 初の本格共演で「スーパーマンみたい!」

スペシャルドラマ「検事の本懐」でタッグを組む上川隆也さん(右)と本仮屋ユイカさん=テレビ朝日提供
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スペシャルドラマ「検事の本懐」でタッグを組む上川隆也さん(右)と本仮屋ユイカさん=テレビ朝日提供

 女優の本仮屋ユイカさんが、上川隆也さん主演のスペシャルドラマ検事の本懐」(テレビ朝日系、12月3日放送)に出演し、上川さん演じる主人公の検事・佐方貞人の“新相棒”となる検察事務官・加東栞役を務めることが明らかになった。上川さんと初めて本格的に共演した本仮屋さんは「いったいいくつ目玉がついているのかと思うぐらい、端から端まで現場に気を配り、8人分ぐらい働いているスーパーマンみたいな方で本当にビックリ! 上川さんは、この現場の灯台のような存在です!」と驚きを語った。

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 同ドラマは2015年1月に放送されたスペシャルドラマ「最後の証人」、今年1月に放送された「検事の死命」に続く、柚月裕子さんの人気小説“佐方貞人”シリーズのドラマ化第3弾。今回は柚月さんの小説「検事の本懐」(宝島社)が原作で、東京地検特捜部の応援に駆り出された米崎地方検察庁の検事・佐方が、東京地検の検察事務官・栞とタッグを組み、東京・広島を舞台に、前作にも登場した大物政治家・大河内定和(寺田農さん)が絡んだ贈収賄事件の真相に迫る。また、罪を背負ったまま獄中死した佐方の亡き父・陽世(中原丈雄さん)にまつわる“謎”も解き明かされるという。

 検察官の仕事は“罪をまっとうに裁かせること”だという信念を持ち、真実を明らかにするために奔走する佐方を再び演じる上川さんは「同じ役で改めてオファーをいただけた時の感慨は、新しい役に巡り会う時のそれとはまた趣の違う、何ともいえない喜びを感じます」と続編への喜びを語り、「1作目、2作目をご覧になった方はもちろん、初めてご覧になる方にも楽しめる、極上のミステリー作品となることは間違いないと確信しています」とドラマの出来に自信をのぞかせている。

 本仮屋さんとの共演については「(佐方と加東の)2人のやりとりが作品の中でホッと息抜きできるポイントになればと考えていましたが、思った以上の芝居で返してくださって、むしろ驚きました」と明かし、「本仮屋さんは『“(撮影地が)京都だから、誰も私のこと知らないよね”と普通に町を歩いていたら、皆さんに声をかけられてビックリした』というような愛らしい方で、コメディエンヌとしての一面も秘めているのかなと。今回の撮影現場はそんな“本仮屋ワールド”に皆、楽しく巻き込まれていました(笑い)」と話している。

 一方、検察事務官・栞を演じた本仮屋さんは「私が演じる加東はとことん真面目な事務官で、今まで教わったことすべてに忠実にいようとする、頑なな女性。反発を覚えつつも、佐方検事の真実への向き合い方を尊敬するようになるので、その敬意を少しずつ出していこうと思いながら演じました」と説明。作品については「このシリーズは、佐方検事がどこまでもブレないところが魅力。『この時代にこんな人がいるんだ!』というカッコよさと、見終わった後の爽快感が一番の見どころ。その佐方に感化され、変化していく加東にも注目していただけるとうれしいです!」とアピールしている。

 今作には、佐方の同期検事・庄司真生(しょうじ・まお)役の松下由樹さん、佐方を陰ながら支える上司・筒井義雄部長役の伊武雅刀さんらおなじみのキャストのほか、和泉崇司さん、正名僕蔵さん、手塚とおるさん、六平直政さん、真野恵里菜さんらも出演する。スペシャルドラマ「検事の本懐」は12月3日午後9時から放送予定。

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