歌が大好きな少女と2人の少年の三角関係を描いたアニメ「覆面系ノイズ」が2017年4月から放送されることが20日、明らかになった。また、主人公の有栖川仁乃（ニノ）役で早見沙織さん、曲作りをする少年・杠花奏（ユズ）役で山下大輝さん、ニノの初恋相手の少年・榊桃（モモ）役で内山昂輝さんが、それぞれ声を担当することも発表された。

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　同日公開されたティザービジュアルには、マスクをしたニノに、ユズとモモの3人がそろった。監督は「競女！！！！！！！！」の高橋秀弥さん、シリーズ構成は「荒川アンダー ザ ブリッジ」の赤尾でこさん、キャラクターデザインは「ViVid Strike！」のいとうまりこさんで、「境界のRINNE」のブレインズ・べースが制作する。音楽は「SADESPER RECORD（NARASAKI／WATCHMAN）」が担当する。

　「覆面系ノイズ」は13年から「花とゆめ」（白泉社）で連載を始めた福山リョウコさんのマンガが原作。歌が大好きな少女・ニノは、初恋相手の少年・モモ、曲作りをする少年・ユズの2人との別れを経て、高校時代に再会を果たす……というストーリー。ニノは、感情が高まると叫び出すためマスクを常用している。

　◇早見沙織さんのコメント

　原作から感じた熱量、衝動感、疾走感をアニメでもお伝えすることができればと思っております。ニノを始めとする登場人物たちがアニメの中で動くのが私自身いまから楽しみです。アフレコ現場で皆さまと掛け合いながら、また歌を歌いながら、ニノの持つ強いパワーを引き出していきたいです。

　◇山下大輝さんのコメント

　このたびユズ役を演じさせていただくことになりました。13年から愛されている作品で、既に実写化も決定していることに非常に驚きつつも、これからユズ役としてキャラクターや作品に寄り添って愛を込めて演じていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

　◇内山昂輝さんのコメント

　ドラマCDから引き続き榊桃を演じられることを大変幸せに思っております。以前、原作コミックスの帯コメントを書かせていただいたことも、人生で初めての体験だったので印象深いです。そして今度はアニメ化ということで、精いっぱい頑張ります！　マンガで描かれている音楽が、アニメではどう表現されるのか、僕自身も楽しみにしています。どうかご期待ください。