ザ・リーダー:辰馬本家酒造・辰馬健仁社長 “日本酒ビギナー”創出への秘策とは

辰馬健仁さんと高井美紀アナ=MBS提供
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辰馬健仁さんと高井美紀アナ=MBS提供

 経済界を引っ張る経営者にMBSの高井美紀アナウンサーがインタビューし、その人間像を描き出すドキュメンタリー番組「ザ・リーダー」(MBS、関西ローカル)が15日午前5時から放送される。今回は、「白鹿」ブランドで知られる辰馬本家酒造の辰馬健仁社長を取り上げる。350年以上の歴史を持つ同社の16代目社長に35歳の若さで就任した辰馬社長は、日本酒への思い入れや、“日本酒ビギナー”創出への秘策を明かす。また、辰馬社長の父で15代目社長の章夫さんは、1995年1月に起きた阪神・淡路大震災で約13億円の被害を受けた当時の様子などを語る。

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 番組は、誰もが知っている大企業の社長、ちょっとユニークな中小企業のトップたち、次々とヒット商品を生み出す企業の経営者ら経済界を引っ張るリーダーを、高井アナが訪ね、人心掌握術、健康法、趣味、愛読書などさまざま話を聞き、“関西経済の潜在力”を探る。

 15日の放送では、「米を笑いに」というテーマを掲げ、日本酒の楽しみ方に変化が起きている日本酒業界に対応するためボトルやパッケージデザインの変更、新たな日本酒のサービスの仕方など、日本酒のファンを増やそうと尽力する辰馬社長の姿に迫る。また、辰馬本家酒造は、日本酒の生産地「灘五郷」にあり、95年に阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた。15代目社長の章夫さんは、被災直後、着の身着のままで酒蔵に向かい、他社の酒蔵が倒壊するなどの被害の大きさに涙を流したというエピソードも語られる。

 放送は15日午前5時~5時半。次回は2月12日、ぐるなびの創業者・滝久雄会長を紹介する。

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