ザ・リーダー:大商・尾崎裕会頭 大阪万博誘致への意気込み 鉄道好きの素顔も

大商の尾崎裕会頭(右)と高井美紀アナ=MBS提供
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大商の尾崎裕会頭(右)と高井美紀アナ=MBS提供

 経済界を引っ張る経営者にMBSの高井美紀アナウンサーがインタビューし、その人間像を映し出すドキュメンタリー番組「ザ・リーダー」(MBS、関西ローカル)が12日午前5時から放送される。今回は、2015~16年に放送されたNHK連続テレビ小説「あさが来た」で有名になった五代友厚が140年前に設立した大阪商工会議所(大商)の尾崎裕会頭を紹介する。

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 大阪ガスの会長でもある尾崎会頭は1950年生まれの68歳。大商は、「あさが来た」で俳優のディーン・フジオカさんが演じ、一躍人気となった五代友厚が140年前に設立し、現在大阪市内で商工業を営む約3万社が加盟する巨大組織だ。尾崎会頭は、08年に大阪ガスの社長に就任。15年には会長になり、その年に会頭となった。

 大商が運営する大阪企業家ミュージアムで、五代をはじめ、阪急電車を創業した小林一三、野村證券を作った野村徳七ら大阪の経済人を紹介しながら、尾崎会頭は「大商は商と工が会って議論するところ」と語る。大阪ガス本社にあるガスビル食堂では、鉄道好きで趣味は鉄道模型という意外な素顔を見せる。

 番組では、2025年の大阪万博誘致に向け、重要な役割を担う大商を率いる尾崎会頭が「ひいき目でなく日本のプレゼンテーションが一番良かったと言われた。手ごたえもあるし実現しないと」という意気込みを紹介し、大阪経済をけん引する大商会頭の生き方に迫る。

 「ザ・リーダー」は、誰もが知っている大企業の社長、ちょっとユニークな中小企業のトップたち、次々とヒット商品を生み出す企業の経営者ら経済界を引っ張るリーダーを高井アナが訪ね、人心掌握術、健康法、趣味、愛読書などさまざまな話を聞く。次回は9月9日午前5時から、三菱UFJ銀行の三毛兼承頭取を紹介する。

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